チョウジタデ属
チョウジタデ属︵ちょうじたでぞく︶あるいはルドヴィジア属︵ルドウィジアぞく、Ludwigia︶はアカバナ科の一属である。水辺に生息するものも多いため、水中で栽培できるものもある。多くの種類は、適切な栽培条件で育てると、葉が赤みを帯びる。真紅に近い色をしたもの、オレンジ色に近い色をしたものなど様々ある。
チョウジタデ属 | ||||||||||||||||||||||||||||||
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Ludwigia inclinata | ||||||||||||||||||||||||||||||
分類(APG IV) | ||||||||||||||||||||||||||||||
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種 | ||||||||||||||||||||||||||||||
本文参照 |
利用
編集種
編集野生種
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以下のような種が知られている。
●アメリカミズユキノシタ L. repens J.R. Forst.
●アメリカ合衆国などに分布。日本でも帰化種として生育していることが確認された。
●ウスゲキダチキンバイ︵キダチキンバイ︶L. octovalvis (Jacq.) P.H.Raven
●琉球列島などに分布。L. o. var. sessiliflora をキダチキンバイとして変種に分ける考えもあるが、同種とする考えもある[1]。
●セイヨウミズユキノシタ L. palustris (L.) Elliott
●アメリカ合衆国などに分布し、世界各地に外来種として侵入している。アクアリウムで栽培されることがある。
●チョウジタデ L. epilobopides Maxim.
●花は小さく、花の下に子房が長く付いている。湿地や水田に普通。L. o. subsp. greatexii をウスゲチョウジタデとして変種に分ける考えもあるが、同種とする考えもある[1]。
●タゴボウモドキ L. hyssopifolia (G.Don) Exell
●中国、マレー半島、インド、フィリピン、オーストラリアなどに分布[1]。
●ヒレタゴボウ︵アメリカミズキンバイ︶L. decurrens Walter
●日本などでは帰化植物で、都市周辺の水田などに侵入して繁殖している。茎に鰭︵ひれ︶が生じる。
●ミズキンバイ L. peploides (Kunth) P.H.Raven subsp. stipulacea (Ohwi) P.H.Raven︵シノニム: L. stipulacea (Ohwi) Ohwi︶
●湿地にはえ、高さ50cmに達することもある。黄色の大きな花をつける。水田にも出現するが、現在は絶滅危惧種である。
●ミズユキノシタ L. ovalis Miq.
●日本、中国、韓国などに分布。ルドヴィジア・オバリスの名でアクアリウムで栽培されることがある。
栽培種
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アクアリウムなどで栽培されているものを挙げる。
●ニードルリーフルドヴィジア Ludwigia arcuata Walter
●北米原産。水中では非常に細長い葉を持つ種であるが。陸上では幅のある葉を持つ。
●ルドヴィジア・インクリナータ Ludwigia inclinata (L.f.) M.Gómez
●南米原産。写真にある種である。パンタナール大湿原に多く生息し、水上では黄色い花を咲かせる。
●ホソバタゴボウ︵コバノタゴボウ、ホソバチョウジタデ︶Ludwigia perennis L.[2]
●アジア、アフリカ、オセアニアに生育する[3]。通称は﹁レッドルブラ﹂で、こちらの名の方が多く使われる。濃いワインレッドの葉を持つ。育成は他種に比べ難しい。
●ルドヴィジア Ludwigia sp.
●代表的なルドヴィジアは、北米産の交雑種が多い。日本にも帰化し、温暖な地域の水辺などにみられる。
脚注
編集参考文献
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英語:
●Rehel, S. (2011). Ludwigia perennis. The IUCN Red List of Threatened Species 2011: e.T177025A7357819. https://doi.org/10.2305/IUCN.UK.2011-1.RLTS.T177025A7357819.en. Downloaded on 07 August 2018.
日本語:
●小林道信他写真、富沢直人・山崎浩二文 ﹃アクアリウムで楽しむ水草図鑑﹄ ピーシーズ、2001年、ISBN 4-938780-61-5。
●高島実文、佐々木浩之写真 ﹃はじめての水草ガーデニング : 選び方・育て方から見せるレイアウト術、メンテナンスまで﹄ 成美堂出版、2001年、ISBN 4-415-01677-4。
●米倉浩司・梶田忠 (2003-).﹁BG Plants 和名-学名インデックス﹂︵YList︶,http://ylist.info ︵2018年8月7日︶.
関連項目
編集- アクアリウム
- クリスティアン・ゴットリープ・ルートヴィッヒ - 学名の由来となったドイツの植物学者