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torsion bar[2]  torsion spring torsion bar spring[1]

概要

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ねじりばね定数

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左端を固定、右端でねじる場合

ねじりモーメントに対する変形角度の比を表すねじりばね定数は下記で示される。

 

 :ねじりばね定数(Nmm/rad)
 :ねじりモーメント(Nmm)
 :ねじれ変形角(rad)
 :長さ(mm)
 :材料の剛性率(横弾性係数)(GPa)
 :ねじり定数。円形断面では断面二次極モーメントに等しい

用途

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トーションバー式サスペンション

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1930Torsion bar suspension

使
 
19342010
 

1960



使1960使退使2010

SUVPSA

調調

SUBARU360[3][4][5]114[6]1000[7][8]

72F1198919916401990

XRA301

1934ABL-601930

19438[9]()1956SS56105mm60106mmSTA611957SU5660

戦車

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戦車などの履帯用も、形式上は「トレーリングアーム式サスペンション+トーションバー・スプリング」であるが、慣例からそれらを「トーションバーサスペンション」、油気圧併用のものを「ハイブリッドサスペンション」と呼ぶことが多い。

なお、近年の前輪駆動車の後輪などに多く見られる「トーションビーム式サスペンション」は、左右のハブをつなぐ(ビーム)を捻れ・撓み(トーション)に対応させた構造としたもので、トーションバー式サスペンションとは異なるものである。一般にトーションビームの構造のみでは、ある程度までの変形しか受け持てないため、荷重全体を受けるばねを別途、組み合わせる必要がある。一般的にはコイルばねが用いられるが、トーションスプリングを利用している場合もあり、そういった場合文献などで混乱が見られることもある。

自動車以外

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枕ばねに2組のトーションバー・スプリングを用いたSIG-T台車

使SIGSchweizerische Industrie GesellschaftSIG2SIG302000237003721

その他

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トーションバーは、取付け、取扱性を考慮して両端部のつかみ部の形状はスプラインセレーション、六角断面が多く使われ、形状・寸法についてJIS B2705(現在は廃止)において規格化されていた。

脚注

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(一)^ abcJIS B 0103:2015調9

(二)^ . torsion bar. goo. NTT Resonant Inc.. 2016921

(三)^ P-1P-1

(四)^ 

(五)^ P-13

(六)^ 360:  p. 83

(七)^ 360

(八)^ 360:  pp. 8485

(九)^ 1  Ref.C14011080100

参考文献

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  • 『戦後日本の戦車開発史』 林磐男 著
  • 陸軍省 第四陸軍技術研究所「第1 戦車、装甲車」昭和18年8月10日アジア歴史資料センター(JACAR)、Ref.C14011080100。