ナポリ歴史地区(ナポリれきしちく)は、イタリアナポリユネスコ世界遺産の登録物件名。

世界遺産 ナポリ歴史地区
イタリア
ヌオヴォ城
ヌオヴォ城
英名 Historic Centre of Naples
仏名 Centre historique de Naples
登録区分 文化遺産
登録基準 (2), (4)
登録年 1995年
公式サイト 世界遺産センター(英語)
使用方法表示

概要

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470Neapolis46279

111316

181860退

主な建築物

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スペイン統治時代の17世紀初頭に、建築家ドメニコ・フォンターナの設計により建築された。以後、ブルボン家を始めとするナポリ王の宮殿(Palazzo Reale)として使用された。

卵城

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卵城(it:Castel dell'Ovo、カステル・デッローヴォ)は、サンタルチア港の小島に突出して作られた要塞である。もともとはローマ帝国にルクルスが建築した豪華な別荘であった[1]


11使


ヌオヴォ城

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Castel NuovoNuovo

131151832

サンテルモ城

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Castel Sant'Elmo127516

14世紀初めに完成。正面は19世紀にゴシック様式に改装された。

サン・マルティーノ修道院

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サンテルモ城の近く、やはりナポリの町を見下ろすヴォメロの丘の上に建つ。建築家ファンザーゴの回廊など、豪華な装飾が残る。

サンタ・キアラ修道院

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アンジュー家の手により、1310年頃に着工したゴシック様式の建物である。第二次世界大戦中の爆撃で破壊されるが、戦後に再建された。

登録基準

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(2) 

(4) 

アクセス

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ローマからバスまたは鉄道で2時間半から3時間ほど。

脚注

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  1. ^ 池上英洋『美しきイタリア 22の物語』光文社、2017年、192頁。ISBN 978-4-334-04303-2