ババスオイル
ババスオイル(Babassu oil)は、南アメリカのアマゾン熱帯雨林地域で生育するババスの種子を抽出される、透明で明るい黄色の植物油である。食品や皮革製品等に用いられる不乾性油である。ヤシ油と似た性質を持ち、同じような場面で用いられ、徐々にヤシ油を代替するようになってきた。ババスオイルは約70%が脂質であり、以下のような組成である[1]。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/97/Baba%C3%A7u.jpg/220px-Baba%C3%A7u.jpg)
脂肪酸 | 割合 |
---|---|
ラウリン酸 | 50.0% |
ミリスチン酸 | 20.0% |
パルミチン酸 | 11.0% |
オレイン酸 | 10.0% |
ステアリン酸 | 3.5% |
出典
編集- ^ “Soap Making Oil Properties”. Saratoga Scents. 2006年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年10月9日閲覧。
- ^ First biofuel flight, BBC News, 24/2/08