バーンアウト (ゲーム)
バーンアウト(Burnout)は、Criterion Games(一部の作品はEA UK)が開発し、エレクトロニック・アーツ、セガサミーから発売された公道レースゲームおよびそのシリーズ。
概要
編集シリーズ
編集グランドヒート
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第1作Burnoutは﹃グランドヒート︵GRAND HEAT︶﹄という名称でセガから発売される予定だったが、諸事情により中止、発売されなかった。海外では2001年11月2日にPlayStation 2、2002年9月19日にXbox、ニンテンドーゲームキューブで発売された。海外版の発売元はアクレイム。
なお、サクセスから発売された﹃サクセススーパーライト1500シリーズ BURN OUT﹄︵PlayStation、2000年8月24日︶は本シリーズとは無関係である。
BURNOUT2 POINT OF IMPACT
編集ジャンル | ドライブ(レーシング) |
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対応機種 | PlayStation 2 |
発売元 | サミー |
人数 | 1~4人 |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2004年4月1日 |
サミーから発売された。主なモードは﹁レース﹂、ライバル車が逃げ切る前にライバル車の破壊を目指す﹁チェイス﹂、一般車両の列や交差点に突っ込み被害額を競う﹁クラッシュ﹂。危険な走行︵ドリフト、対向車線の走行︶でブーストを溜めるという要素は1作目から存在。この作品ではブーストの使用中に危険な走行をし、ブーストを途切れなく使用する﹁ブーストチェイン﹂も存在。
海外ではXbox、ゲームキューブでも発売されている。Xbox版がワールドコレクションとして発売される予定もあった[1]が、中止になった。
バーンアウト3 テイクダウン
編集ジャンル | レース |
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対応機種 | PlayStation 2 |
発売元 | エレクトロニック・アーツ |
人数 | 1~2人 |
メディア | DVD-ROM |
発売日 | 2004年10月14日 |
エレクトロニック・アーツより発売。ライバル車をクラッシュさせる「テイクダウン」が初めて可能になった。これに伴い、テイクダウン数を競う「ロードレイジ」モードが追加されたが、2でのブーストチェインやその他一部の要素は削除されている。海外ではXboxでも発売されている。 ナビゲーター(Crash FMのDJ RYU)はMC RYU。
バーンアウト レジェンド
編集ジャンル | アクションレーシング |
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対応機種 | PlayStation Portable |
開発元 | EA UK |
発売元 | エレクトロニック・アーツ |
発売日 | 2005年10月20日 |
本シリーズでは初のPSP専用ソフト。『3 テイクダウン』をベースとした作品。過去作品から一部の車、コース、モードが復活している。海外ではニンテンドーDSでも発売されている。
バーンアウト リベンジ
編集ジャンル | アクションレーシング |
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対応機種 | PlayStation 2、Xbox 360(プラチナコレクション) |
発売元 | エレクトロニック・アーツ |
発売日 |
PS2:2005年10月20日 X360:2006年3月23日 |
PlayStation 2とXbox 360で発売。ナンバリングとしては4作目に当たる。新要素として同方向に走行している小・中型の一般車を弾き飛ばせる﹁トラフィックチェック﹂が追加。これに伴い、トラフィックチェックでの被害額を競う﹁トラフィックアタック﹂モードが追加。海外ではXboxでも発売されている。
ナレーションは富沢美智恵。
バーンアウト ドミネーター
編集ジャンル | アクションレーシング |
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対応機種 | PlayStation 2、PlayStation Portable |
開発元 | EA UK |
発売元 | エレクトロニック・アーツ |
発売日 | 2007年9月20日 |
『2』にあったブーストチェインが復活。危険走行で得点を競う「マニアック」モードが追加されたが、トラフィックチェックやクラッシュモードは削除された。PSP版のみ、メモリースティックにコースデータをダウンロードしてコースを追加できる。 ナレーションは富沢美智恵。
バーンアウト パラダイス
編集詳細は「バーンアウト パラダイス」を参照
Burnout CRASH!
編集詳細は「Burnout CRASH!」を参照
登場車種
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バーンアウトシリーズに登場するマシンは全て架空の車種である。
また、パラダイスでは、メーカー名と車名が全て独自に設定されている。感覚はリッジレーサーシリーズに似ている。
尚、パラダイスの車種についてはバーンアウト パラダイスの車種一覧も参照。
余談
編集開発者の一人であるアレックス・ワードは、公式サイトでのインタビューの中でトレジャーのシューティングゲーム『斑鳩』の「敵の弾に当たるとパワーアップする」という要素が、意図的にクラッシュを発生させるレースゲームという本シリーズの発想の原点になったと語っている[2]。
参照
編集- ^ http://www.xbox-news.com/news/200309b.html
- ^ バーンアウト リベンジ公式サイト内の開発責任者 アレックス・ワード インタビューより。
関連項目
編集外部リンク
編集- BURNOUT2 POINT OF IMPACT公式
- バーンアウト3 テイクダウン公式 - ウェイバックマシン(2004年9月25日アーカイブ分)
- バーンアウト リベンジ、レジェンド公式 - ウェイバックマシン(2005年10月23日アーカイブ分)
- バーンアウト ドミネーター公式 - ウェイバックマシン(2007年9月4日アーカイブ分)
- Criterion Games (英語)