プロ志望届(プロしぼうとどけ)は、プロスポーツを志す日本の学生が所属する連盟に提出する届出書類。

現在、野球バスケットボールにおいて制度化されており、本項では双方について解説する。

プロ野球

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34NPBplus[1]

概要

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全国高等学校野球選手権大会閉幕後に受付を開始し、プロ野球ドラフト会議開催日の2週間前に締め切る。プロ志望届を出さなかった者は大学進学もしくは一般企業就職希望者とみなされ、プロ野球のドラフト指名を受けることができない。

なお、日本国内における独立リーグのトライアウトを受験する目的で提出する場合、NPB締切日以降の提出も認められる。

背景

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2003退

1981西1985KK1994退退2004退

20072007退退20095退20132退簿退

提出後の扱い

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退


その他

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2005年までは、プロ志望届を提出しながらドラフト指名のなかった高校生について、プロ志望届提出のメリットは何ら無しに等しかったが、2006年からは、プロ志望届提出者で過去ドラフト指名を受けなかった四国アイランドリーグ在籍者は、高校を卒業した翌年度から、ドラフト指名の対象となることが可能となった[注釈 1]。この規定は2007年以降発足のベースボール・チャレンジ・リーグなどの独立リーグにも適用されている。

従来、高校3年時のドラフトで指名されなかった者が高校を卒業した翌年度にドラフト指名を受けるには、自己出費で野球浪人するしかなかったことに比べると(大学は途中退学しても指名対象から外され、社会人野球は高卒後は3年間在籍しなければ休廃部の場合を除いてドラフト指名を受けられない)、NPB昇格を目指して野球に専念できる環境にいられることで、高校卒業見込み時にプロ志望届を出すことが大きな意味を持つことになる。

提出者数

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「プロ野球志望届」を提出し、かつ「NPBドラフト対象選手」として公示された人数は以下の通り。高校生の対象者は高野連が、大学生の対象者は全日本大学野球連盟が発表する。下記の人数には含まれないが「NPBドラフト対象外」選手の名簿も両連盟から逐次発表されている。

  • 2004年:高校生77人
  • 2005年:高校生112人
  • 2006年:高校生103人
  • 2007年:高校生106人・大学生101人
  • 2008年:高校生94人・大学生112人
  • 2009年:高校生113人・大学生104人[2][3]
  • 2010年:高校生95人・大学生98人
  • 2011年:高校生87人・大学生77人
  • 2012年:高校生95人・大学生85人
  • 2013年:高校生71人・大学生56人
  • 2014年:高校生94人・大学生71人
  • 2015年:高校生78人・大学生81人
  • 2016年:高校生105人・大学生111人
  • 2017年:高校生106人・大学生105人
  • 2018年:高校生123人・大学生127人
  • 2019年:高校生139人・大学生108人
  • 2020年:高校生215人[注釈 2]・大学生158人
  • 2021年:高校生159人・大学生139人
  • 2022年:高校生154人・大学生187人
  • 2023年:高校生139人・大学生172人

プロバスケットボール

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bj32011-12[4]

簿bj

4bjNBLNBDL

2016bjNBLNBDLB.LEAGUE20251[5]

脚注

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注釈

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(一)^ 20211

(二)^ 1200

出典

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(一)^ . . (2013910). https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20130910-1186739.html 

(二)^  213. 47NEWS. (20091015). 20091021. https://web.archive.org/web/20091021053003/http://www.47news.jp/CN/200910/CN2009101501000817.html 

(三)^ 10152134

(四)^  bj 2012127

(五)^   B. 西WEB OTTO!. (2023728). https://nishispo.nishinippon.co.jp/article/792030 2023915 

関連項目

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外部リンク

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