中綴じ
中綴じ︵なかとじ︶とは、製本の方式の一つ。本を開いた状態の紙︵通常1枚で4ページ分となる︶を重ね、中央部分に沿って針金︵ステッチ︶にて止める。
![](//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1a/Saddle_stitch_stapler.svg/200px-Saddle_stitch_stapler.svg.png)
中綴じ用ステープラー
週刊誌、漫画雑誌、マニュアル︵取扱説明書︶、会報、パンフレット、リーフレットなどでよく用いられる。用紙の厚みの関係で、ページ数の多いものには向いていない。総ページ数は表紙を含めて4の倍数ページとなる。ただし、2ページ︵ペラ︶を追加する場合は、4ページののどに、貼りこむ。ノートや通帳などページを開いた状態で使うものにも使われる。折り曲げた状態で裁断されるため、ページによって広さが変わり、中心部のページほど狭く、外側のページほど広い。
一番開きやすい真ん中のページの見開きのことをセンターフォールドと言い、男性向け雑誌ではイチ推しのモデル・女優の写真が掲載されるのが通例となっている。バブル期に発刊されていた、週刊のアルバイト求人誌﹁FromA﹂は、出稿の増加が続いてページが増え続け、ついに中綴じで編集・製本できる限界を超えてしまい、週2回の刊行に変更された。
![](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/1/1a/Saddle_stitch_stapler.svg/200px-Saddle_stitch_stapler.svg.png)