山口県生まれ。東京大学文学部国史学科卒業、同大学院博士課程満期退学。東大助手を経て、1973年に学習院大学文学部史学科助教授に就任。1989年に教授となる。2011年に退任、名誉教授。﹁一会桑政権﹂という用語を最初に使い始めた研究者でもある。主要著書の﹃王政復古﹄は、幕末政治史研究に多くの論点を提示した。
- 『文明開化』(教育社歴史新書、1986年)
- 『王政復古』(中公新書、1991年)
- 『坂本龍馬』(山川出版社、2009年)
- 『明治維新Ⅰ』(研文出版、2017年)
- 『見る・読む・わかる日本の歴史4 近代・現代』(朝日新聞社、1993年)
- 『日本の時代史20 開国と幕末の動乱』(吉川弘文館、2004年)
- 『日本の時代史29 日本史の環境』(吉川弘文館、2004年)
- 『日記に読む近代日本1 幕末・明治前期』(吉川弘文館、2012年)
- 芳賀徹共著 『明治百年の序幕 大世界史21』 (文藝春秋、1969年)
- 勝部真長共編 『江戸とは何か4 江戸の幕末』(至文堂「現代のエスプリ別冊」、1986年)