交響曲第3番 (ニールセン)

交響曲第3番ニ短調 『ひろがりの交響曲』もしくは『広がり』(Symfoni Nr.3 "Sinfonia Espansiva" op.27, FS.60)は、1910年 - 1911年4月30日にかけて作曲されたカール・ニールセン作曲の交響曲。2楽章の曲想から『ニールセンの田園交響曲』とも言われる。

音楽・音声外部リンク
全曲を試聴する
[1] - ラン・シュイ指揮シンガポール交響楽団による演奏。シンガポール交響楽団公式YouTube。

概要

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23456

1 (Allegro espansivo) 

1 

2 

3 

4 

1312 2 341

オーケストラ編成

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ソプラノ独唱、バリトン独唱(それぞれクラリネット、トロンボーンによる代替も可能)

フルート3(うち1本はピッコロ持ち替え)、オーボエ3(うち1本はイングリッシュ・ホルン持ち替え)、クラリネット3、ファゴット3(うち1本はコントラファゴット持ち替え)、ホルン4、トランペット3、トロンボーン3、テューバティンパニ弦5部

初演・出版等

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世界初演

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1912年2月28日、作曲者自身の指揮によりコペンハーゲン宮廷劇場管弦楽団演奏で行われた。

出版

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1913年、ライプツィヒ、カーント社

演奏時間

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スコアに書かれている演奏時間は約32分だが、実際は35~38分ほどかかる。

参考文献

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  • 作曲家別名曲解説ライブラリー18「北欧の巨匠」(1994年 音楽之友社)ISBN 4276010586

関連項目

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外部リンク

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