令女界
令女界︵れいじょかい︶は、宝文館が発行していた雑誌。1922年︵大正11年︶創刊、1950年︵昭和25年︶に休刊。女学校高学年から20歳前後の未婚女性を主な読者対象としていた。
﹃少女画報﹄と同様に、身の上相談や美容相談にも力を入れていた。男女の恋愛を描いた小説も掲載されたため、﹁軟派な少女の読むもの﹂との印象もあった。
●﹁他の少女雑誌は公認しても﹃令女界﹄は禁止する学校が多かった。もちろん禁止されても読むのは自由だったが、戦前、校規にそむく勇気のある少女は少なかった。﹂︵遠藤寛子︶