八連荘

麻雀の上がり役のひとつ

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概要

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定義1

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1888

88西7西

8
例1
和了回数 積み棒(本場) 和了者の風 備考
1 東一局 0本場 北家
2 東二局 西家
3 東三局 南家
4 東四局
5 1本場
6 2本場
7 3本場
8 4本場 ここで成立
例2
和了回数 積み棒(本場) 和了者の風 備考
- 東一局 0本場 流局(輪荘)
東二局 1本場
東三局 2本場
東四局 3本場
南一局 4本場
南二局 5本場
南三局 6本場
1 南四局 7本場 親和了
2 8本場
3 9本場
4 10本場
5 11本場
6 12本場
7 13本場
8 14本場 ここで成立

定義2

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定義1とは異なり、天和のようにであることが条件とし、「八連荘」という名が示す通りに親として8回以上あるいは9回以上連続で和がった場合に役満とするルール(上記の例では例2のみ成立)も存在する。

定義3

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一部で積み棒の本数が8本(8本場)の時の親の和了によって八連荘が成立するルール(上記の例では例2の南四局2本場で成立)を採用していることがある。しかし、積み棒は流局でも増えるために難度が低下することとなるが、それでも出現する可能性はかなり低い。

備考

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5

8

91016[3]

歴史

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昭和初期の書籍に記述があるが、この頃からすでに用いられていない役として扱われている[4]

破回八連荘

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()[5]

1931

脚注

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  1. ^ 『麻雀の打ち方』天野大三、朝日書房、1931年、83ページ。
  2. ^ 『麻雀の打ち方勝ち方』 木村健太郎、梧桐書院、1951年、95ページ。
  3. ^ 『カナラズ勝てる麻雀定石』S.H.リンデン、関書院、1958年、85ページ。
  4. ^ 『東亜研究講座 第26輯』東亜研究会、1929年、44ページ。
  5. ^ 『麻雀の打ち方』天野大三、朝日書房、1931年、83ページ。

関連項目

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