四逆散
概要
編集適応症
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体力は中等度以上で、胸腹部に重苦しさがあり、ときに不安、不眠などを有する心身症状。ストレスによる心身症状とストレスによる神経性胃炎、胃酸過多、過敏性腸症候群、胃潰瘍、胆のう炎、胆石症、気管支炎、神経質、不眠症、てんかん、狭心症などに用いる[2][1]。
保険適用エキス剤の効能・効果
編集組成・処方量
編集柴胡(さいこ)5.0、枳実(きじつ)2.0、芍薬(しゃくやく)4.0、甘草(かんぞう)1.5
方解
編集症
編集
●みぞおちの圧迫感。
●四肢が冷たい。
●腹痛。
●動悸。
●抑うつ性の神経症状。
●咳嗽。
腹
編集季肋部・みぞおちの抵抗圧痛、上腹部腹直筋の顕著な引き攣れ。
その他
編集大柴胡湯と小柴胡湯の中間にあるような状態に用いる。便秘、嘔吐などの症状がなく、急迫性のみぞおち痛が強いことを目標に用いる。
脚注
編集- ^ a b c d “大正製薬グループ公式サイト- 四逆散とは”. 2018年5月16日閲覧。
- ^ a b “福田漢方薬局公式サイト - 四逆散はこんな人に効きます”. 2018年5月16日閲覧。