地球の歩き方 (ザ・コレクターズのアルバム)
『地球の歩き方』(ちきゅうのあるきかた 英語訳:The Way We Walk Around The Globe)は、日本のロックバンド、ザ・コレクターズ(THE COLLECTORS)のメジャー18作目のオリジナル・アルバム。
『地球の歩き方』 | ||||
---|---|---|---|---|
THE COLLECTORS の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
![]() | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | 日本コロムビア(初回盤:COZP-585/6 通常盤:COCP-36887) | |||
プロデュース |
THE COLLECTORS 吉田仁 | |||
チャート最高順位 | ||||
THE COLLECTORS アルバム 年表 | ||||
|
概要
編集前作『青春ミラー(キミを想う長い午後)』以来、約1年4ヶ月ぶりのオリジナル・アルバムである。名前の由来は、旅行ガイドブックの「地球の歩き方」からきている。
アルバムには「初回盤」と「通常盤」があり、ディスクジャケットが若干異なる。
バンド結成から25年を迎える年にリリースされたアルバムであり、このアルバムの初回盤に限り、CDアルバムの他に『Five plus Twenty』と題されたDVDが収められている。DVDは収録時間が60分を超える。
収録曲
編集CD
編集
●全曲作詞・作曲‥加藤ひさし
(一)地球の歩き方
表題曲。1番の歌詞は、同年3月11日に発生した東日本大震災以前に作られ、2番の歌詞は震災後に作られた。[2]
(二)GROOVE GLOBE
このアルバムで最初に作られたという楽曲。加藤はこの曲について、﹁﹃オール・アメリカン・リジェクツ﹄とか﹃マイ・ケミカル・ロマンス﹄とか、ああいうビート感みたいなものを持ち込みたくてしょうがなかったの。っていうのは、キャリアが長くなってくるバンドってなんか﹃渋さ﹄と﹃落ち着き具合﹄で事を運んでいくことがすごく多くて、それはオレの中であんまりカッコよくないんだよね。﹂と語る。[2]
(三)英雄と怪物
震災や原発事故について歌われた楽曲。[2]
(四)サマー☆ビーチ☆パラソル
夏を歌った楽曲。震災前に歌詞が完成していた曲である。加藤は、﹁震災後だったら多分、オレは﹃サマー☆ビーチ☆パラソル﹄は書けなかったよね。﹂と語る。[2]
(五)マナーモード
ギターのリフから入る楽曲。震災前に歌詞が完成していた曲である。[2]
(六)キミノカケラ
ラブソング。加藤は、﹁﹃スタンド・バイ・ミー﹄じゃないけど、ああいうベタなラヴソングを書きたいってすごく思ってたから。これはもう、その通りなんだけどね。イメージ通りです。﹂と語る。バッキング・ボーカルとして、ヒックスヴィルの真城めぐみが参加している。
(七)マネー
メイン・ボーカルはメンバーである古市コータロー。ポップ・チューン。
(八)ハッピーカメラ
元々﹁支離熱烈﹂というタイトルが付けられていたが、後にタイトルと歌詞を書き換えた楽曲である。まだ﹃ハッピーカメラ﹄として歌詞が未完成のうちに、台湾でのライブにて披露した。その後、ライブに来ていた旺福のメンバーである小民から、﹁ライヴすごい楽しかった。自分は今からっぽだ、楽しさも全部使い果たしてしまった。でもいまみんなで撮った写真をデジカメで見ているんだけれど、時間は過ぎていくけど写真の中のボクたちはずっとハッピーだね﹂という文面のメールが加藤の元にきて、それをヒントに残りの歌詞を書き上げたという。[2]
(九)フリー ハンド
﹁ページ1﹂﹁ページ2﹂...と、歌詞の中にストーリー性がある楽曲である。
(十)ドミノ トップリング
短調の楽曲。加藤は、﹁マイナー︵短調の曲︶って日本人がやると70年代のフォークソングっぽくてすごく寂しくなったりするじゃない?そこ辺りがどう映っているか心配だったんだよね。﹂と語る。[2]
(11)遥かなるスタートライン
この曲と、次の﹃春鳥の羽ばたく空﹄とバラードが2曲続き、アルバムが終わる。
(12)春鳥の羽ばたく空
最初の仮のタイトルは、﹁スモール・タウン﹂であった。[2]
DVD(初回盤限定)
編集- 黒字は楽曲名。
- 地球の歩き方(ミュージック・ビデオ)
- Interview #1
- たよれる男(ミュージック・ビデオ)
- Interview #2
- 青春ミラー(キミを想う長い午後)(ミュージック・ビデオ)
- 明るい未来を(ミュージック・ビデオ)
- Interview #3
- サマー☆ビーチ☆パラソル(DIGEST) -24th Apr.2011 Shibuya Club QUATTRO(ライブ映像)
- Interview #4
- GROOVE GLOBE(DIGEST) -22nd May 2011 Shibuya Club QUATTRO(ライブ映像)
- Interview #5