夜のミステリー︵よる - ︶は、1976年からTBSラジオで制作され、全国ネットされていたラジオ番組である。当初は平日夜の10分程度の帯番組︵TBSラジオでは、﹃夜はともだち﹄に内包︶だったが、途中から日曜日夜の30分番組に改編された︵この際に、ネットを打ち切る局もあった︶。
タイトルのとおり、ミステリー・SF・ホラーのラジオドラマを専門的に放送した番組である。題材は、番組のために執筆されたオリジナル作品のほかに、古今の短編小説のラジオドラマ化や、リスナーから寄せられた恐怖体験実話などによって構成されていた。なお、放送開始当初と、1986年に復活したときのタイトルは『ミステリーゾーン』。
- 江戸川乱歩傑作シリーズ
- 遠藤周作怪奇シリーズ
- 岡本綺堂・青蛙申鬼談
- 体験実話シリーズ/何かが不意にやって来る
- 書き下ろし競作シリーズ
- 怪奇探偵小説シリーズ
- 冬の夜の炉端ばなし
- 牧逸馬世界怪奇実話
- 日本SF傑作シリーズ
- 中国怪異物語シリーズ
- 放送された作品のうち、番組オリジナルであるものをまとめて『ミステリー短編集 奇妙な食卓〜TBSラジオ夜のミステリーより〜』(作:川崎洋、伊藤海彦、横光晃、鈴木清順、岩間芳樹、高橋辰雄他)というタイトルで出版されたことがある。