大昌原の戦い(だいしょうげんのたたかい)は、大昌原(現在の甘粛省慶陽市寧県)で行われたモンゴル帝国金朝との間の戦闘。

大昌原でのモンゴル軍と金軍の戦闘は1228年(正大5年/監国元年)と1230年(正大7年/太宗2年)の2度に渡って行われているが、いずれもモンゴル軍側が敗れて撤退に追い込まれている。この戦いは、倒回谷の戦いと並んでモンゴル・金戦争における数少ない金側の勝利として知られる。

背景

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1211[1][2]

1223西122721調

概要

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第一次戦闘(大昌原の戦い)

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1226[3]

12285/34008000[4][5]

20812281211[6]

第二次戦闘(慶陽・衛州の戦)

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12292西[7]退1230退[8][9]

退退[10][11]退10退[12]

1230[13]3[14]4[15]

『金史』白華伝

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11452671224123612[16]12285[17]

[18]退調[19]調[20]

1229[21]1230[22]

1231西[23]退[23][24]20退[25]

辿[26][27]12[28]

脚注

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(一)^ 2014,45

(二)^ 2014,47

(三)^ 1992,491

(四)^ 123613,

(五)^ 1998,48

(六)^ 2021,358

(七)^ 2,

(八)^ 11149,

(九)^ 11250,

(十)^ 1196,退退

(11)^ 1196,

(12)^ 15542,

(13)^ 1998,49

(14)^ 1998,49-50

(15)^ 1976,373-374

(16)^ 2021,367

(17)^ 2021,357

(18)^ 2021,358-359

(19)^ 2021,362-363

(20)^ 2021,363

(21)^ 2021,356

(22)^ 2021,356-357

(23)^ ab2021,364

(24)^ 2021,365

(25)^ 2021,365-366

(26)^ 2021,366

(27)^ 2021,372-373

(28)^ 2021,373-374

参考文献

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  • 杉山正明『耶律楚材とその時代』白帝社、1996年
  • 杉山正明『モンゴル帝国の興亡(上)軍事拡大の時代』講談社現代新書、講談社、2014年(初版1996年)
  • 村上正二訳注『モンゴル秘史 3巻』平凡社、1976年
  • 高橋文治『元好問とその時代』大阪大学出版会、2021年
  • 何俊哲/張達昌/于国石著『金朝史』中国社会科学出版社、1992年
  • 史衛民『元代軍事史(中国軍事通史14)』軍事科学出版社、1998年