少女ピカレスク
概要
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﹁ファミリー劇場CLUB﹂開設を記念し制作される第2弾オリジナル配信ドラマ。監督には井口昇を抜擢し、脚本も担当する[3]。当初はゾンビものの企画であった[4]が、椎名ひかり主演が決まり、井口の提案によりサイコ殺人鬼ものへと設定が変更された。プロデューサーの小柳は資料として観たAbemaTV﹁矢口真里の火曜the NIGHT﹂で椎名を知り、その衝撃をそのまま映画にしたと綴っており[4]、椎名ありきで作った作品[4]としている。椎名にとっては演技初挑戦にして初主演作品となる。
映画版は79分。当初配信版は分割編集したうえ未公開部分がプラスされる案もあったが、映画版と﹁撮影4日間の記録﹂と題したドキュメンタリーを配信した。
あらすじ
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新人アイドルのヒカリは、自撮り生配信を行い、毎日のようにファンとコミュニケーションを続けていた。ある日、ヒカリの新曲PV撮影中、ちーちゃんと呼ばれる少女が現れて撮影を中止に追い込んでしまった。その日の配信ではちーちゃんが巻き起こしたトラブルをファンに向けて吐露したが、やがてヒカリの周辺のアイドルたちにも不幸なことが起きはじめる。
登場人物
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ヒカリ
演 - 椎名ひかり
新人アイドル。天使のような羽を背中に背負う衣装を纏う。明るく素直な性格だが、幼少のころより父に虐待されていたため、人の温かさに内心憧れている。実は二重人格者であり、愛に飢える狂人﹃ちーちゃん﹄を内在している。
日菜子
演 - 長澤茉里奈
友達思いの優しいアイドル。ヒカリのPV撮影に参加。モデル・彩乃が好きだという共通点からヒカリと意気投合。急速に仲を深める
前田
演 - 松永天馬︵アーバンギャルド︶
アートユニット・テンボムのメンバー。PV監督も務め、モダンかつクラシカルでセンシティブな作品つくりに定評がある。
亜依
演 - 神門実里︵ノーメイクス︶
売れない金髪アイドル。自撮り生配信とライブをメインに活動している。もともと日菜子の親友で、ヒカリのPV撮影にも参加。ヒカリと日菜子の仲が深まることに嫉妬を抱く。
ユキエ
演 - 上埜すみれ︵ノーメイクス︶
アートユニット・テンボムのメンバー。ポリティカル・コレクトネスなクリエイティブを心がける。前田と共同で作品プロデュースをしてるように見えるが、前田もまたユキエの作品の一つである。
彩乃
演 - 武田玲奈︵友情出演︶
女性アイドルの多くが憧れを抱くモデル。
スタッフ
編集音楽
編集主題歌
編集- 椎名ぴかりん「確認事項:しあわせとかについて」[5]
脚注
編集出典
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(一)^ “武田玲奈﹁少女ピカレスク﹂での存在感は“ラスボス級” 主演・椎名ひかりが暴露”. 映画.com (2018年6月23日). 2018年6月29日閲覧。
(二)^ “少女ピカレスク : 作品情報”. 映画.com (2018年6月23日). 2018年6月29日閲覧。
(三)^ “アイドルたちが飲み込まれた闇とは?椎名ひかり主演﹁少女ピカレスク﹂予告公開”. 映画.com (2018年5月19日). 2018年6月29日閲覧。
(四)^ abc“少女ピカレスク初日舞台挨拶でした︻スタッフこすけ︼”. CS放送局 ファミリー劇場 オフィシャルブログ﹁ふぁみぶろ﹂ (2018年6月23日). 2018年6月29日閲覧。
(五)^ “配信ドラマ﹃少女ピカレスク﹄初主演の椎名ひかり、初の演技指導は “発作”や“気絶”演技のトレーニング!?”. WWSチャンネル (2018年6月27日). 2018年6月29日閲覧。