方針
ウィキメディアの曖昧さ回避ページ
方針︵ほうしん︶
●磁針。磁石の方位をさす針[1]。詳細は方位磁石で説明。
●﹁めざす方向[1]﹂︵﹁めざす方向﹂というのは、行為による結果︵状態︶を空間の移動にたとえた比喩表現。実際に空間的な方向があるわけではない。︶ものごとや計画を実行する上でのおよその方向[2]。具体的に言うと、あることをおこなう上で、基本とする行いかた[1]。﹁方針を決める﹂﹁方針を誤る﹂﹁教育方針﹂などと使う。ほぼおなじ意味で﹁方向性を決める﹂﹁方向性を誤った﹂などと言うこともある。
●2番目の意味の﹁方針﹂の関連用語
●教育方針 - 子供をどのように成長させるかの方向性をしめすもの。子供が将来どのような大人になるかということに関わる重要なものであり、どのような人間性をもった大人にするのか︵他者をどれくらい大切にできるのか、倫理を大切にできるかどうか、礼儀正しくふるまうことができるかできないのか、など︶といった、人間として根本的で重要なことも含んでいる[3]︵﹁教育方針﹂が決めるのは、単なる﹁勉強内容﹂﹁学習内容﹂といったことではない︶。
●経営方針 - 経営理念を実現するためのやりかたを、具体的に示したもの[4]。
●方針管理 - ﹁経営方針に基づき、中・長期経営計画や短期経営方針を定め、それらを効率的に達成するために、企業組織全体の協力の下に行われる活動﹂
●﹁方針﹂の類語としては、指針、路線、主義、信条、モットーなどがある[2]。