晩酌
晩酌と健康
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﹁晩酌行動の大半は、明らかに精神依存と見なせる[1]。﹂とされる。つまり、晩酌が習慣化した者は、晩酌をしないと落ち着かないなどといった状態になることある。したがって、アルコール依存症の一因にもなるので注意が必要である。さらに、連日の飲酒は、身体にも悪影響を与えるとされるので、避けることが望ましい。また、エタノールには、摂取後短い時間は眠気を引き起こすものの、数時間すると逆に覚醒させる方向に働くという効果がある
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このため、夕食時など、睡眠を取る数時間前に飲酒をすると、いざ入眠する時に、目がさえてしまう原因となるので、注意が必要である。
睡眠時呼吸障害︵睡眠時無呼吸症︶がある場合は、エタノールには呼吸抑制作用があるため、晩酌を行うべきではないとされている
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また、エタノールを摂取すると、いびきも酷くしてしまう
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出典
編集- ^ 後閑 容子、蝦名 美智子 編集 『基礎看護学 健康科学概論 (第2版)』 p.181 廣川書店 2001年3月30日発行 ISBN 4-567-57071-5
- ^ Sonia Ancoli-Israel 著 大畑 雅洋 監訳 藤本 尚 共訳 『All I Want is a Good Night's Sleep - ぐっすり眠りたいあなたへ』 p.44 はる書房 1999年7月23日発行 ISBN 4-938133-90-3
- ^ Sonia Ancoli-Israel 著 大畑 雅洋 監訳 川邊 和美 共訳 『All I Want is a Good Night's Sleep - ぐっすり眠りたいあなたへ』 p.74、p.76 はる書房 1999年7月23日発行 ISBN 4-938133-90-3
- ^ Sonia Ancoli-Israel 著 大畑 雅洋 監訳 川邊 和美 共訳 『All I Want is a Good Night's Sleep - ぐっすり眠りたいあなたへ』 p.74 はる書房 1999年7月23日発行 ISBN 4-938133-90-3