木版(もくはん)とは、版木/板木(はんぎ)とも呼ばれ、印刷のために文字や絵画などを反対向きに刻した板。木版印刷木版画制作に用いられる。

浮世絵の木版

概要

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810 - 131113西

100[1]


作業

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作業場と版木
作業場風景
版木

2

湿12231

脚注

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注釈

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  1. ^ 日本では江戸時代に三都などの都市において、書物問屋地本問屋などの版元による株仲間が結成されており、著作物に関する権利の多くは著作者ではなくこうした版元が有していた。これらの版元は明治の著作権概念の導入によって資産であった木版・出版物に関する権利の多くを失って没落することになる[1][2]

出典

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  1. ^ 国史大辞典』第9巻(吉川弘文館、1988年)「著作権」(執筆:美作太郎
  2. ^ 『歴史学事典 15 コミュニケーション』(弘文堂、2008年)「書籍と出版 (日本)」(執筆:藤實久美子

参考文献

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  • 藤本幸夫「木版」『歴史学事典 14 ものとわざ弘文堂、2006年。ISBN 978-4-335-21044-0

関連項目

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