林 実利(はやし じつかが)とは、幕末から明治時代中期にかけて活躍し、多くの信者に信仰された修験道行者

林実利
天保14年(1843年) - 明治17年(1884年)4月21日
諡号 大峯山二代行者実利師
生地 美濃国恵那郡坂下村高部
(現岐阜県中津川市坂下町
没地 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智滝
宗派 金峯山修験本宗
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生涯

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姿()

信仰

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故郷の岐阜県中津川市坂下に、金峯山修験本宗実利教会があり、毎年4月19日に霊神祭を行っている。本来であれば実利の命日にあたる4月21日に祭礼を行うはずであるが、この日には必ず雨が降ると言い伝えられている。そのために21日を避けて、毎年4月19日に祭礼が営まれるようになったと伝わる。霊神祭は実利教会の最も重要な祭礼であり、参道脇には幟や吹き流しが立ち並び、導師と信者による勤行の後、餅撒き、直来が行われている。

脚注

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関連項目

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参考文献

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  • アンヌ・マリ=ブッシィ著『捨身行者実利の修験道』
  • 学研『修験道の本』

外部リンク

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