海苔巻き
海苔を巻いた料理、特に寿司の巻物
海苔巻き︵のりまき︶とは、寿司の巻物、海苔巻き寿司︵のりまきずし︶のこと。
海苔巻き︵鉄火巻き︶
浮世絵に描かれた寿司と海苔巻き︵歌川広重・江戸後期︶
もともと海苔巻きは食品に海苔を巻くこと、または海苔を巻いた料理そのものを指す。単に﹁海苔巻き﹂と言えば多くの場合を海苔巻き寿司を指す事が多い。寿司以外に、おにぎりに板海苔や焼海苔を巻きつけた海苔むすびなどについても﹁海苔巻き﹂と呼ぶ。煎餅に海苔を巻いたものは﹁海苔巻き煎餅﹂と呼び、﹁江戸草加 海苔巻﹂の名で売られるものもある。海苔を巻いて︵もしくは衣に海苔を入れて︶油で揚げたものは﹁磯辺揚げ︵いそべあげ︶﹂、焼いた食材に海苔を巻いたものは﹁磯辺焼︵いそべやき︶﹂、焼いた餅に海苔を巻いたものは﹁磯辺餅︵いそべもち︶﹂という。
概要
編集「巻き寿司」も参照
脚注
編集- ^ a b 明治元年創業「八幡鮨」
- ^ 「海苔巻」とは 出典:講談社
- ^ 料理山海郷"Ryori Sankai kyo". Edo,Japan: 中川/藤四郎〈京〉,中川/新七〈京〉. (1750)
- ^ “【料理山海郷】”. base1.nijl.ac.jp. 2020年5月15日閲覧。
- ^ 『七十五日』 1787年刊
- ^ Hibino, Terutoshi, 1960-; 日比野光敏, 1960-. Nihon sushi kikō : makizushi to inari to sukeroku to (Shohan ed.). Tōkyō. ISBN 978-4-7511-1318-9. OCLC 1020832422
参考文献
編集- 吉野曻雄『鮓・鮨・すし すしの事典』1991年、旭屋出版、ISBN 4-7511-0038-6