鹿教湯温泉の北側にある大明神岳より北東に流下し、塩田平の水田を灌漑しつつ、新池、手塚池︵舌喰池︶、荒池、甲田池、中野池、男池、女池、小島大池、上原池などのため池群に貯水した後[2]、上田市築地で浦野川に合流、さらに同市小泉で千曲川に合流する[1]。
流域には古代の小県郡﹁安宗郷﹂に由来する条理制の遺構もあり、中世の塩田荘の荘域に概ね一致する[2]。主な支流に別所温泉から流出する湯川と、独鈷山から流出する尾根川などがある。
- ^ a b 「角川日本地名大辞典」p.536
- ^ a b 長野県の地名 p.279