同期速度
(脱調から転送)
同期速度の式
編集磁極の数(極数)
編集磁極の数 p は、交流電流の周波数 f と、同期速度 Ns により決定する。
滑り
編集滑り slip | |
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| |
量記号 | s |
次元 | 無次元数 |
非同期機において、同期速度と実際の回転速度 N(rpm)との差を相対速度︵そうたいそくど︶という。相対速度は回転子からみた回転磁界の回転速度でもある。
相対速度と同期速度との比を滑り︵すべり、slip︶という。量記号は s。ひらがなで すべり と表記される場合も多い。
滑りの大きさによって、回転機の種類もしくは状態が判別できる。
●滑りが0ならば、同期機である。
●滑りが0でないのならば、非同期機である。
●滑りが0よりも小さいのならば、発電機である。
●滑りが0よりも大きく、かつ1よりも小さいのならば、電動機である。
●滑りが1よりも大きいのならば、制動機である。
滑り周波数
編集誘導電動機において、回転子巻線に流れる電流の周波数を滑り周波数という。滑り周波数は、交流電源の周波数と滑りの積である。[1]
関連項目
編集脚注
編集参考文献
編集- 社団法人電気学会『電気工学ハンドブック』(第6版)2001年2月20日