褚遂良

唐代の書家、政治家

  596 - 658
雁塔聖教序』(部分、拓本

経歴

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1361761810636

18644236496655

705

書風(「褚法」)

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4050

[1]

作品

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孟法師碑』(部分)
 
雁塔聖教序』(部分)

現在残っている褚遂良の作品は次の4つで、いずれも楷書体である。

根拠に乏しいが、褚遂良の作品だといわれているものは主に次の通りである。

伊闕仏龕碑

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1564145155132334cm[1][2]

孟法師碑

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16642542 - 638

[1]

房玄齢碑

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3652523652[3][2]

雁塔聖教序

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46531964522西西

365227西241012[3]

枯樹賦

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463035

[1][4][5]

文皇哀冊

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23649稿

[6][7]

倪寛賛

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古来、遂良の真跡であるといわれていたが、書中に彼が仕えた太宗・高宗の諱字を避諱していないほか、種々の点で南宋の模本と推定されている。台北・故宮博物館に現存し、書品は虞世南の『孔子廟堂碑』にせまる優品の楷書である。『鬱岡斎帖』・『三希堂法帖』に刻されている[3][7][8]

褚遂良『倪寛賛』、国立故宮博物院蔵。

脚注

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  1. ^ a b c d 木村卜堂 PP..143-145
  2. ^ a b 西林昭一 P.59
  3. ^ a b c 木村卜堂 PP..146-147
  4. ^ 書道辞典 P.41
  5. ^ 書道全集 P.158
  6. ^ 木村卜堂 PP..145-146
  7. ^ a b 西林昭一 P.65
  8. ^ 書道辞典 P.40

伝記

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  • 旧唐書』巻八十 列伝第三十「褚遂良伝」
  • 新唐書』巻一百五 列伝第三十「褚遂良伝」

出典・参考資料

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関連項目

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