見知らぬ明日
概要
編集ストーリー
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新聞記者の山崎は、外信が伝える中国奥地の武闘のニュースに、内乱以上の何かの気配を感じ取った。おりしもソビエト連邦への出張命令を受け、アエロフロート機でモスクワに向かう途中、彼の乗った飛行機は中ソ国境で不時着してしまう。そこではソビエト陸軍と謎の﹁敵﹂が核兵器をも使う熾烈な戦闘を行っていた。山崎はそこで原爆症で瀕死のアメリカ人スパイのファーガスンからメッセージを託される。﹁敵﹂は外宇宙からやってきた、意図も性格も全く不明の異星人であり、地球人類のことは虫けら以下と考え、ひたすら殺戮し、時には喰うのだと。人類は全ての力を結集し、この敵にあたらねばならないが、国家間の利害や不信の前には協力は遅遅として進まない。やがて﹁敵﹂の侵攻は中国大陸から日本を含む全世界に広がっていくのであった。
書籍情報
編集- 文藝春秋 1969年
- 角川文庫 角川書店 1973年10月 ISBN 4041308046
- ケイブンシャ文庫 勁文社 1989年7月 ISBN 476691001X
- ハルキ文庫 角川春樹事務所 1998年8月 ISBN 4894564262
映画化
編集出典
編集- ^ 福田純・染谷勝樹『東宝映画100発100中!映画監督福田純』ワイズ出版 ISBN 4898300634 P.151