透視度
定義
編集特徴
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測定者によって個人誤差があるほか、測定場所の明るさ、試料の色によって測定値が影響される。また、透視度は水の﹁見た目・外観﹂を表現しているに過ぎないため、透視度が高いだけでは水質汚染を免れているとは言えない。よって、数値の解釈には注意を要する。しかし、測定器が単純で市販されており︵自作もできる︶、測定そのものも容易であるため、水質を調べる際にはよく利用される指標である。また、比較的濁っている試料を計測するのに向いている。
なお、測定器は、管に試料水を満たし、二重線が識別できるまで︵二重線の間の白線が認められるまで︶管から試料水を抜いて計測するタイプのものが多いが、標識板を上下に動かすタイプのもの︵何度も上下ができるので、細かく測定しやすい︶や、自動計測もできる機械︵透視度センサなどと呼ばれる︶もある。
関係する他の指標
編集スキューバダイビングにおける「透視度」
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スキューバダイビングにおいても﹁透視度﹂という水の清濁を表す指標が使われるが、これは水中で底面に対して水平方向に見ることの出来る距離を意味しているため、本稿で解説している﹁透視度﹂とは異なる︵むしろ、概念的には水平方向に測定する透明度と考えたほうが良い︶。
なお、スキューバダイビングにおいても透視度と透明度という言葉は混同されやすいが、この場合は﹁透明度﹂と標記されていても、この﹁透視度﹂のことを指していることが多い。