1890年のメジャーリーグベースボール

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以下は、メジャーリーグベースボール(MLB)における1890年のできごとを記す。 アメリカン・アソシエーションではルイビル・カーネルズが唯一の優勝を、ナショナルリーグではこの年にアメリカン・アソシエーションから移ってきたブルックリン・ブライドグルームス(後のドジャーズ)がナショナルリーグとして初の優勝となり、この年に誕生したプレイヤーズ・リーグではボストン・レッズが優勝したがこの年限りのシーズンであった。

1889年のメジャーリーグベースボール - 1890年のメジャーリーグベースボール - 1891年のメジャーリーグベースボール

できごと

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プレイヤーズ・リーグの誕生と挫折

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12退

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ブルックリンとシンシナティのナショナルリーグへの移動

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新しいリーグへの対抗策としてナショナルリーグは、前年までアメリカン・アソシエーションに加盟していたブルックリン・ブライドグルームス(前年の優勝チーム)とシンシナティ・レッドストッキングス(この年レッズと改称)がアメリカン・アソシエーションを脱退したことでこの2球団を加え、代わりに前年7位と最下位であったインディアナポリス・フージャーズワシントン・ナショナルズ (1886-1889年)を切った。前年にニューヨーク・ジャイアンツと全米選手権を戦ったブルックリン・ブライドグルームスはこの年ナショナルリーグで優勝し、後にドジャースに改称し、1894年にブルックリン市がニューヨーク市と統合されてナショナルリーグで同じ大都市ニューヨークを本拠としたドジャースとジャイアンツの2球団は、この時から同じ都市で同じリーグでのライバルとしてしのぎを削り、1920年代からのニューヨーク・ヤンキースの強大化とともにニューヨークを盛り上げて、1958年に東海岸へ本拠地移動するまで続いた。

同一都市の球団競合

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(1890)()


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 (1882-1890)()

 (1890-1891)()


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最後の全米選手権

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ナショナルリーグ優勝チームのブルックリン・ブライドグルームス(現在のロサンゼルス・ドジャース)とアメリカン・アソシエーション優勝チームのルイビル・カーネルズ(その後カーネルズはナショナルリーグに加盟し1899年に消滅)はシーズン終了後に全米選手権に進出して、3勝3敗1引き分けであった。プレイヤーズ・リーグ優勝のボストン・レッズは不参加であった。この19世紀のワールドシリーズはこれが最後となった。

サイ・ヤング

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記録

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最終成績

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アメリカン・アソシエーション

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チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 ルイビル・カーネルズ 88 44 .667 --
2 コロンバス・ソロンズ 79 55 .590 10.0
3 セントルイス・ブラウンズ 78 58 .574 12.0
4 トレド・マウミーズ 68 64 .515 20.0
5 ロチェスター・ブロンコス 63 63 .500 22.0
6 ボルチモア・オリオールズ 15 19 .441 24.0
7 シラキュース・スターズ 55 72 .433 30.5
8 フィラデルフィア・アスレチックス 54 78 .409 34.0
9 ブルックリン・グラディエイターズ 26 73 .263 45.5

ナショナルリーグ

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チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 ブルックリン・ブライドグルームズ 86 43 .667 --
2 シカゴ・コルツ 83 53 .610 6.5
3 フィラデルフィア・フィリーズ 78 53 .595 9.0
4 シンシナティ・レッズ 77 55 .583 10.5
5 ボストン・ビーンイーターズ 76 57 .571 12.0
6 ニューヨーク・ジャイアンツ 63 68 .481 24.0
7 クリーブランド・スパイダーズ 44 88 .333 43.5
8 ピッツバーグ・パイレーツ 23 113 .169 66.5

プレイヤーズ・リーグ

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チーム 勝利 敗戦 勝率 G差
1 ボストン・レッズ 81 48 .628 --
2 ブルックリン・ワンダーズ 76 56 .576 6.5
3 ニューヨーク・ジャイアンツ 74 57 .565 8.0
4 シカゴ・パイレーツ 75 62 0.547 10.0
5 フィラデルフィア・アスレチックス 68 63 .519 14.0
6 ピッツバーグ・バーガーズ 60 68 .469 20.5
7 クリーブランド・インファンツ 55 75 .423 26.5
8 バッファロー・バイソンズ 36 96 .273 46.5

個人タイトル

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アメリカン・アソシエーション

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打者成績

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項目 選手 記録
打率 チキン・ウルフ (LOU) .363
本塁打 カウント・コンパウ (STL) 9
打点 スパッド・ジョンソン (COL) 113
得点 ジム・マクタマニー (COL) 140
安打 チキン・ウルフ (LOU) 197
盗塁 トミー・マッカーシー (STL) 52

投手成績

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項目 選手 記録
勝利 セイディー・マクマホン (PHA/BAL) 36
防御率 スコット・ストラットン (LOU) 2.36
奪三振 セイディー・マクマホン (PHA/BAL) 291
投球回 セイディー・マクマホン (PHA/BAL) 509
セーブ アーブ・グッドール (LOU) 3

ナショナルリーグ

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打者成績

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項目 選手 記録
打率 ジャック・グラスコック (NYG) .336
本塁打 ウォルト・ウィルモット (CHC) 13
マイク・ティアマン (NYG)
オイスター・バーンズ (BRO)
打点 オイスター・バーンズ (BRO) 128
得点 ハブ・コリンズ (BRO) 148
安打 サム・トンプソン (PHI) 172
ジャック・グラスコック (NYG)
盗塁 ビリー・ハミルトン (PHI) 102

投手成績

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項目 選手 記録
勝利 ビル・ハッチソン (CHC) 41
防御率 ビリー・ラインズ (CIN) 1.95
奪三振 エイモス・ルーシー (NYG) 341
投球回 ビル・ハッチソン (CHC) 603.0
セーブ ビル・ハッチソン (CHC) 2
キッド・グリーソン (PHI)
デーブ・ファツ (BRO)

プレイヤーズ・リーグ

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打者成績

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項目 選手 記録
打率 ピート・ブラウニング (CLE) .373
本塁打 ロジャー・コナー (NYI) 14
打点 ハーディ・リチャードソン (BOS) 146
得点 ヒュー・ダフィー (CHI) 161
安打 ヒュー・ダフィー (CHII) 191
盗塁 ハリー・ストービー (BOS) 97

投手成績

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項目 選手 記録
勝利 マーク・ボールドウィン (CHI) 33
防御率 シルバー・キング (CHI) 2.69
奪三振 マーク・ボールドウィン (CHI) 206
投球回 マーク・ボールドウィン (CHI) 492.0
セーブ ハンク・オーデイ (NYI) 3
ジョージ・ヘミング (CLE/BWW)

出典

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  • 『アメリカ・プロ野球史』≪第1章ナショナルリーグの確立≫ 53-55P参照  鈴木武樹 著  1971年9月発行  三一書房
  • 『オールタイム大リーグ名選手101人』≪サイ・ヤング≫ 16-17P参照  1997年10月発行  日本スポーツ出版社
  • 『メジャーリーグ ワールドシリーズ伝説』≪1884-1904  ポストシーズン・ヒストリー≫ 上田龍 著 84P参照 2001年10月発行 ベースボールマガジン社

参考

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