2nd
CHAGEのアルバム
﹃2nd﹄︵セカンド︶は、CHAGE︵現‥Chage︶の1枚目のオリジナル・アルバム[1]。1998年10月21日に発売された。発売元は東芝EMI / EASTWORLD。2001年4月18日にはヤマハミュージックコミュニケーションズから再発売されている。
『2nd』 | ||||
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CHAGE の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | POP・ROCK | |||
時間 | ||||
レーベル |
東芝EMI / EASTWORLD ヤマハミュージックコミュニケーションズ(2001年盤) | |||
プロデュース | CHAGE・GO YAMAZATO | |||
チャート最高順位 | ||||
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CHAGE アルバム 年表 | ||||
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EANコード | ||||
EAN 4542519000516(2001年盤) | ||||
『2nd』収録のシングル | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「トウキョータワー」 - YouTube |
解説
編集CHAGE&ASKAとしてデビュー19年目を経過したCHAGEが、ソロ名義で発売する初めてのオリジナル・アルバムである。
タイトルの『2nd』とは、「今までのCHAGEが第一章だとしたらこれからのCHAGEは第二章」という意味を込めて名付けられた。
このアルバムを引っ提げて、コンサートツアー『CHAGE CONCERT TOUR Feeling Place』を開催した。
収録曲
編集# | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 時間 |
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1. | 「PATIENCE」 | - | CHAGE | クサクサーズ | |
2. | 「トウキョータワー」 | CHAGE | CHAGE | 十川知司 | |
3. | 「GIVE&TAKE」 | CHAGE | CHAGE | クサクサーズ | |
4. | 「[7]」 | CHAGE | CHAGE | 西川進 | |
5. | 「TRANCE⇔ENTRANCE」 | CHAGE | CHAGE | 田辺恵二 | |
6. | 「UNDO」 | CHAGE | CHAGE | 宮内和之 | |
7. | 「MR.LIVERPOOL」 | CHAGE | 村上啓介 | 宇佐元恭一 | |
8. | 「U・P・K・」 | CHAGE | 八熊慎一 | SPARKS GO GO | |
9. | 「12色のクレヨン」 | 伊藤緑 | CHAGE | 田辺恵二 | |
10. | 「僕が見つけた気持ちのいい場所」 | CHAGE・宇佐元恭一 | CHAGE・宇佐元恭一 | 十川知司 | |
11. | 「CRIMSON」(Secret Track) | CHAGE | CHAGE | - | |
合計時間: |
楽曲解説
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※コメントは、﹃2nd﹄ Discography | Official Web Site 各曲の項目を参照
(一)PATIENCE
インストゥルメンタル。他の曲のプリプロダクション最中に出来た曲。
水滴やハサミの音などが入っていて、みんなで面白がって作ったという。
(二)トウキョータワー
1998年9月30日に発売されたCHAGE名義として初のシングル曲。NEC 企業CMソング。テレビ東京系﹃愛の貧乏脱出大作戦﹄エンディングテーマ。
タイトルは電波塔の東京タワーとしての意味だけではなく、人の気持ちや人の生き方、あるいは﹁心の目﹂などの象徴を﹃トウキョータワー﹄で表している。例えば、東京タワーに登って高い所から景色を見るように、物事を見渡して痛いことも辛いことも抱えながら日々を送ろう、というようなメッセージがある。
シングル収録時とは異なるアルバム・バージョンとなっている。
(三)GIVE&TAKE
映画﹃スティング﹄や﹃フレンチ・コネクション﹄、﹃あぶない刑事﹄などのような﹃男ふたりのドラマ﹄を書きたくて制作した曲。
(四)[7]
1998年6月22日に日本武道館で行われたCHAGEのソロ・コンサート﹃CHAGE﹃大いに唄う﹄in 武道館﹄のために作った曲。
コンサート時とは、歌詞や歌い方を変えてレコーディングした。
(五)TRANCE⇔ENTRANCE
幻想感・恍惚感のある曲を書いてみたという。
CHAGEは、﹁メロディーラインがすごく自分っぽいって思える曲﹂だとしている。
(六)UNDO
1998年9月30日に発売されたシングル﹁トウキョータワー﹂のカップリング曲。日本テレビ系﹃U・S改﹄CART中継イメージソング。
タイトルの﹁UNDO﹂とは、コンピューター用語で直前にユーザーが行った操作を取り消し、元に戻すことを指している。
アレンジをICEの宮内和之が手掛けている。
(七)MR.LIVERPOOL
MULTI MAXが1996年に発売したシングル﹃どうだい﹄カップリング曲のセルフカバー。
(八)U・P・K・
タイトルは、カメラを向けられるとついピースをしてしまうという﹁うっかりピース君﹂を略したもの。
SPARKS GO GOとの作業は、CHAGEのレコーディング最短記録を更新する3時間でOKテイクとなった。
(九)12色のクレヨン
詞が先にあって、それに曲をのせる作業を行なった。
CHAGEは歌の世界にフォークを感じて、思わず自分のアマチュア時代を思い出したという。
(十)僕が見つけた気持ちのいい場所
ChageのYouTubeチャンネル﹁Chageのずっと細道﹂オープニングテーマソング。
曲の終了後、2分間の無音部分を挟んでシークレット・トラックが存在し、1992年にCHAGE&ASKAとして発表した曲﹁CRIMSON﹂のソロ・バージョンが収録されている。
参加ミュージシャン
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PATIENCE トウキョータワー
GIVE&TAKE
[7] TRANCE⇔ENTRANCE
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UNDO
MR.LIVERPOOL
U・P・K・
12色のクレヨン
僕が見つけた気持ちのいい場所
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脚注
編集出典
編集外部リンク
編集- 2nd - Chage official web site