CiRCUStreasure Casket of i-mode service, high Reliability platform for CUStomerNTT/i4600NEC NX7000 HP-UX600

2007723

概要/性能

編集

Web5/25/99.9999816.93

CARNiVALCARing for the Newi-mode VALue-platform 24hours-a-day24365

NEC/NEC/NTTHP-UX600EMC

20063200611i4568

経緯

編集

ドコモは通商産業省Σプロジェクト制定に関わったNTTNTTデータに関連し、サン・マイクロシステムズSolarisなどUNIXSVR4を優先的に使用してきた。

1999年2月に運用を開始したサン/伊藤忠テクノサイエンスによる第1世代ゲートウェイ「GRIMM(グリム、Gateway Service Representative Internet Market Mobile Access Exchange)」システムは、すでに7月に通信障害を生じ、2000年3月28日に全国規模で接続不能で端末600万台が影響し、4月以降は不安定度を増して障害が続発して新聞主要各紙の1面で取り上げられ、国会でも質問された。

GRIMMの障害状況と改善されない運用に痺れを切らしたドコモは、数十億円を投じたシステムの破棄を決定して多くのSIerに提案を要求した。機能面を重視した入札の結果、NECとNTTデータによるHPサーバを使用した次世代ゲートウェイシステムの構築が決定され、システム検討と構築は1年間と短期間だが無事に運用を開始した。

実際の基盤設計や要件定義以降は、NEC府中にあるUNIX、特にHP-UXの技術を持つ部門から中核を担う人間が設計し、MC/ServiceGuardLVMといった高負荷用パッケージを担当する主任技術職らも尽力した。

GRIMMとCIRCUSは、サンとHPのサーバに対する基本設計、NECと伊藤忠テクノサイエンスのシステム構築や運用に関する経験値、がそれぞれ異なる。

GRIMMとCiRCUSの比較
- GRIMM

(サン/CTC)

CiRCUS

(HP/NTTデータ・NEC)

設計思想 中小規模のシステムにおいて最大の効果を狙う 大規模システムでの運用を中心とする
ハードウェアの信頼性 中規模上位・大規模エントリーモデルのハードウェア障害が多発 少々コストが高いが、ハードウェアの信頼性が高い
OSの実装/信頼性 Solarisには標準LVMが無い。

VERITAS製を購入)

HP-UX用LVMを標準実装。

(HPがVERITAS製LVMをソースレベルで購入し、完全社製品化)

OSの改修や対応 標準のSolarisを使用。 HPのアライアンスによりHP-UX 11iを開発・先行投入。最優先で対応。

(11iのiはinternet-enabledのi)

クラスタパッケージ VCSによる(大規模システムの実績が乏しい) MC/ServiceGuardによる(大規模システムの実績が豊富)
大規模システムの構築経験 少ない 汎用機からの蓄積経験あり

海外展開

編集

i3GiCiRCUS26

外部リンク

編集