NEW JAPAN CUP(ニュー・ジャパン・カップ、新日本杯)は、新日本プロレス主催のヘビー級、ジュニアヘビー級選手によるシングルトーナメント戦。

NEW JAPAN CUP
愛称 春のG1
春の最強戦士決定トーナメント
主催 新日本プロレス
初開催 2005年

概要

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20051[1]4333500200512008201120122201420152016201732020714162

王座挑戦権

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IWGP2IWGP2014IWGPIWGPIWGP2015NEVER20142018IWGP2014

2019IWGP[2]IWGPIWGPNEVER2021IWGP

歴代優勝者

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優勝者
準優勝者
出場者
第1回 棚橋弘至 蝶野正洋中西学タイガーマスク棚橋弘至後藤洋央紀スコット・ノートン吉江豊ケンドー・カシン中邑真輔獣神サンダー・ライガー天山広吉西村修柳澤龍志金本浩二永田裕志
中西学
2005年4月19日 - 24日
計16選手による無差別級トーナメントで開催。

【決勝戦】大阪府立体育会館

第2回 ジャイアント・バーナード ブラック・ストロング・マシン長州力矢野通山本尚史崔領二中西学飯塚高史棚橋弘至蝶野正洋天山広吉永田裕志スコット・ノートンジャイアント・バーナード石井智宏真壁刀義後藤達俊
永田裕志
2006年4月16日 - 30日
計16選手によるトーナメントで開催。

【決勝戦】尼崎市記念公園総合体育館

第3回 永田裕志 ジャイアント・バーナード中西学永田裕志真壁刀義越中詩郎石井智宏長州力蝶野正洋トラヴィス・トムコ飯塚高史本間朋晃中邑真輔矢野通天山広吉
真壁刀義
2007年3月3日 - 21日
計14選手によるトーナメントで開催。

【決勝戦】後楽園ホール

第4回 棚橋弘至 棚橋弘至ミラノコレクションA.T.矢野通ライノ中西学ジャイアント・バーナードカール・アンダーソン金本浩二本間朋晃天山広吉石井智宏真壁刀義飯塚高史後藤洋央紀田口隆祐獣神サンダー・ライガー
ジャイアント・バーナード
2008年3月9日 - 23日
計16選手によるトーナメントで開催。
第1回大会以来となる無差別級対戦も実現。
棚橋はV2達成。

【決勝戦】尼崎市記念公園総合体育館

第5回 後藤洋央紀 永田裕志飯塚高史本間朋晃中邑真輔真壁刀義後藤洋央紀ジャイアント・バーナードカール・アンダーソン吉江豊中西学石井智宏井上亘ミラノコレクションA.T.矢野通
ジャイアント・バーナード
2009年3月8日 - 22日
計14選手によるトーナメントで開催。
後藤は2008年度G1 CLIMAX優勝に続き史上初の春夏連覇を達成。

【決勝戦】尼崎市記念公園総合体育館

第6回 後藤洋央紀 永田裕志真壁刀義高橋裕二郎井上亘後藤洋央紀ジャイアント・バーナード中西学田中将斗棚橋弘至ストロングマン内藤哲也カール・アンダーソン石井智宏本間朋晃矢野通
真壁刀義
2010年3月14日 - 22日
計15選手によるトーナメントで開催。
後藤は2連覇を達成。

【決勝戦】尼崎市記念公園総合体育館

第7回 永田裕志 永田裕志真壁刀義小島聡カール・アンダーソンMVP中西学中邑真輔高橋裕二郎後藤洋央紀天山広吉飯塚高史井上亘矢野通ジャイアント・バーナード内藤哲也田中将斗
中邑真輔
2011年3月6日 - 20日
計16選手によるトーナメントで開催。
永田は4年ぶり2度目の優勝。直後の全日本プロレスチャンピオン・カーニバルも優勝し両メジャー団体の「春の祭典」を制覇。

【決勝戦】尼崎市記念公園総合体育館

第8回 後藤洋央紀 矢野通小島聡棚橋弘至後藤洋央紀内藤哲也天山広吉カール・アンダーソンMVP中邑真輔真壁刀義ランス・アーチャー永田裕志鈴木みのる高橋裕二郎ラ・ソンブラYOSHI-HASHI
棚橋弘至
2012年4月1日 - 8日
計16選手によるトーナメントで開催。
後藤は2年ぶり3度目の優勝。

【決勝戦】後楽園ホール

第9回 オカダ・カズチカ 真壁刀義後藤洋央紀天山広吉小島聡永田裕志中西学カール・アンダーソンタマ・トンガ中邑真輔オカダ・カズチカ矢野通石井智宏高橋裕二郎鈴木みのるランス・アーチャーデイビーボーイ・スミスJr.
後藤洋央紀
2013年3月11日 - 23日
計16選手によるトーナメントで開催。
オカダが初優勝し、2012年のG1優勝に続き2人目の春夏連覇を達成。

【決勝戦】後楽園ホール

第10回 中邑真輔 真壁刀義後藤洋央紀内藤哲也柴田勝頼中邑真輔矢野通石井智宏高橋裕二郎プリンス・デヴィットカール・アンダーソンドク・ギャローズバッドラック・ファレ鈴木みのるランス・アーチャーデイビーボーイ・スミスJr.シェルトン・X・ベンジャミン
バッドラック・ファレ
2014年3月15日 - 23日
計16選手によるトーナメントで開催。
優勝者はIWGPインターコンチネンタル王座挑戦権を選択。

【決勝戦】尼崎市記念公園総合体育館

第11回 飯伏幸太 棚橋弘至矢野通飯伏幸太ドク・ギャローズ内藤哲也カール・アンダーソンオカダ・カズチカバッドラック・ファレ真壁刀義本間朋晃YOSHI-HASHI高橋裕二郎永田裕志後藤洋央紀小島聡柴田勝頼
後藤洋央紀
2015年3月5日 - 15日
計16選手によるトーナメントで開催。
優勝者はIWGPヘビー級王座挑戦権を選択。

【決勝戦】広島サンプラザホール

第12回 内藤哲也 棚橋弘至バッドラック・ファレ天山広吉マイケル・エルガン真壁刀義タマ・トンガ永田裕志後藤洋央紀本間朋晃小島聡矢野通高橋裕二郎石井智宏EVILYOSHI-HASHI内藤哲也
後藤洋央紀
2016年3月3日 - 12日
計16選手によるトーナメントで開催。
優勝者はIWGPヘビー級王座挑戦権を選択。

【決勝戦】新青森県総合運動公園マエダアリーナ

第13回 柴田勝頼 棚橋弘至EVIL永田裕志タンガ・ロアマイケル・エルガンバッドラック・ファレ矢野通タマ・トンガ柴田勝頼鈴木みのるジュース・ロビンソン高橋裕二郎石井智宏ケニー・オメガYOSHI - HASHISANADA
バッドラック・ファレ
2017年3月11日 - 20日
計16選手によるトーナメントで開催。
出場予定であった本間朋晃が3・3沖縄大会の試合中に負傷したため、永田裕志が出場。
優勝者はIWGPヘビー級王座挑戦権を選択。

【決勝戦】アオーレ長岡

第14回 ザック・セイバーJr. マイケル・エルガン石井智宏ジュース・ロビンソン高橋裕二郎棚橋弘至タイチバッドラック・ファレランス・アーチャーYOSHI-HASHI飯伏幸太内藤哲也ザック・セイバーJr.矢野通デイビーボーイ・スミスJr.チャッキーTSANADA
棚橋弘至
2018年3月9日 - 21日
計16選手によるトーナメントで開催。
優勝者はIWGPヘビー級王座挑戦権を選択。

【決勝戦】アオーレ長岡

第15回 オカダ・カズチカ 永田裕志石井智宏本間朋晃タイチ中西学YOSHI-HASHIジュース・ロビンソンチェーズ・オーエンズオカダ・カズチカマイケル・エルガンマイキー・ニコルスヒクレオウィル・オスプレイバッドラック・ファレトーア・ヘナーレランス・アーチャー棚橋弘至海野翔太天山広吉田口隆祐飯伏幸太内藤哲也EVILザック・セイバーJr.真壁刀義コルト・カバナ矢野通デイビーボーイ・スミスJr.小島聡鈴木みのる後藤洋央紀SANADA
SANADA
2019年3月8日 - 24日
計32選手によるトーナメントで開催。
出場予定であったデビッド・フィンレーが2・23後楽園ホール大会の試合で左肩を負傷したため、田口隆祐が出場、ジュニアヘビー級の選手のエントリーは5年ぶりとなる。
今回は王座選択制を廃止し、IWGPヘビー級王座に一本化。

【決勝戦】アオーレ長岡

第16回 EVIL 真壁刀義辻陽太石井智宏エル・デスペラード矢野通邪道本間朋晃高橋ヒロムオカダ・カズチカ外道永田裕志鈴木みのる上村優也金丸義信ゲイブリエル・キッド石森太二棚橋弘至タイチ飯伏幸太ザック・セイバーJr.田口隆祐SANADASHO鷹木信悟天山広吉YOSHI-HASHIYOHBUSHI小島聡EVIL後藤洋央紀高橋裕二郎
オカダ・カズチカ
2020年6月16日 - 7月11日
計32選手によるトーナメントで開催。
32選手中10選手はジュニアヘビー級の選手がエントリーされた。準決勝までは無観客試合での開催。
優勝者にはIWGPヘビー級・IWGPインターコンチネンタル両王座への挑戦権が与えられた[3]

【決勝戦】大阪城ホール

第17回 ウィル・オスプレイ EVIL小島聡ジェフ・コブ内藤哲也グレート-O-カーン矢野通バッドラック・ファレ後藤洋央紀タイチオカダ・カズチカ鷹木信悟本間朋晃鈴木みのるジュース・ロビンソンKENTA天山広吉ウィル・オスプレイゲイブリエル・キッドザック・セイバーJr.永田裕志辻陽太石井智宏SANADAデビッド・フィンレーチェーズ・オーエンズYOSHI-HASHI高橋裕二郎トーア・ヘナーレジェイ・ホワイト棚橋弘至
鷹木信悟
2021年3月4日 - 21日
計30選手によるトーナメントで開催。
開幕は旗揚げ記念日日本武道館大会を兼ねて開催。
優勝者にはIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権が与えられた[4]

【決勝戦】ゼビオアリーナ仙台

第18回 ザック・セイバーJr. オカダ・カズチカエル・デスペラードマスター・ワト矢野通タイチ永田裕志後藤洋央紀ディック東郷CIMATAKAみちのく金丸義信棚橋弘至YOHバッドラック・ファレ内藤哲也高橋裕二郎外道真壁刀義ジェフ・コブ小島聡本間朋晃YOSHI-HASHI藤田晃生グレート-O-カーン大岩陵平ザック・セイバーJr.DOUKI中島佑斗アーロン・ヘナーレSANADABUSHIウィル・オスプレイエル・ファンタズモ石井智宏鷹木信悟タンガ・ロアチェーズ・オーエンズ邪道タイガーマスク田口隆祐EVILタマ・トンガ高橋ヒロムSHO鈴木みのる
内藤哲也
2022年3月2日 - 27日
計48選手によるトーナメントで開催。
出場予定であった飯伏幸太、天山広吉が欠場のため不戦敗となった。
IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカが出場、団体最高峰王者の参加は初となる。
優勝者にはIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権が与えられた。

【決勝戦】大阪城ホール

第19回 SANADA SANADA、タイチ、KENTA、内藤哲也、エル・ファンタズモ、チェーズ・オーエンズ、成田蓮、EVIL、ジェフ・コブ、矢野通、マーク・デイビス、ウィル・オスプレイ、YOSHI-HASHI、カイル・フレッチャー、後藤洋央紀、鷹木信悟、アーロン・ヘナーレ、タマ・トンガ、デビッド・フィンレー、石井智宏、グレート-O-カーン、海野翔太、高橋裕二郎、ザック・セイバーJr.
デビット・フィンレー
2023年3月5日 - 21日
計24選手によるトーナメントで開催。
開催期間中に所属ユニットを移動した選手同士[5]による優勝決定戦となった。
優勝者にはIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権が与えられた。

【決勝戦】アオーレ長岡

第20回 辻陽太 SANADA、タイチ、成田蓮、ザック・セイバーJr.、ゲイブ・キッド、鷹木信悟、海野翔太、上村優也、ジャック・ペリー、高橋裕二郎、石井智宏、矢野通、後藤洋央紀、チェーズ・オーエンズ、タンガ・ロア、グレート-O-カーン、KENTA、YOSHI-HASHI、TJP、デビット・ファンレー、辻陽太、ヒクレオ、ボルチン・オレッグ、EVIL、カラム・ニューマン、ジェフ・コブ、マイキー・ニコラス、エル・ファンタズモ
後藤洋央紀
2024年3月7日 - 20日
計28選手によるトーナメントで開催。

優勝者にはIWGP世界ヘビー級王座への挑戦権。

【決勝戦】アオーレ長岡

主な記録

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(2024年現在)

  • 最多優勝 - 3回 : 後藤洋央紀(第5回、第6回、第8回)
  • 連続優勝 - 2回 : 後藤洋央紀(第5回 - 第6回)
  • 最多準優勝 - 4回 : 後藤洋央紀(第9回、第11回、第12回、第20回)
  • 連続準優勝 - 2回 : ジャイアント・バーナード(第4回 - 第5回)、後藤洋央紀(第11回 - 第12回)
  • IWGPインターコンチネンタル王者の優勝 - 後藤洋央紀(第8回)
  • 最多決勝進出 - 7回 : 後藤洋央紀(第5回、第6回、第8回、第9回、第11回、第12回、第20回)
  • 連続決勝進出 - 2回 : ジャイアント・バーナード(第4回 - 第5回)、後藤洋央紀(第5回 - 第6回、第8回 - 第9回、第11回 - 第12回)
  • 最多出場 - 19回 :矢野通 (第2回 - 第20回)
  • 連続出場 - 19大会連続 :矢野通(第2回 - 第20回)
  • 初出場初優勝 - ジャイアント・バーナード(第2回)、オカダ・カズチカ(第9回)、飯伏幸太(第11回)、ザック・セイバーJr.(第14回)
  • 外国人優勝 - ジャイアント・バーナード(第2回)、ザック・セイバーJr.(第14回、第18回)、ウィル・オスプレイ(第17回)
  • G1 CLIMAX、NEW JAPAN CUPの春夏連続優勝 - 後藤洋央紀(第5回)、オカダ・カズチカ(第9回)
  • NEW JAPAN CUP、チャンピオン・カーニバルの両方優勝 - 永田裕志(第7回)
  • 最年長優勝 - 永田裕志(42歳10ヵ月/2011年)
  • 最年少優勝 - オカダ・カズチカ(25歳4ヵ月/2013年)
  • 最短キャリアでの優勝 - 棚橋弘至(5年6ヵ月/2005年)

NEW JAPAN CUP USA

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20208NEW JAPAN CUP 2020 in the USA8NJPW STRONGIWGP US[6]

202136Road to STRONG STYLE EVOLVED43NEW JAPAN CUP in the USA 2021[7]STRONG
優勝者
準優勝者
出場者
第1回[8] KENTA[9] KENTAカール・フレドリックスタマ・トンガブロディ・キング英語版タンガ・ロアジェフ・コブチェーズ・オーエンズデビッド・フィンレー
デビッド・フィンレー
2020年8月8日、15日、22日配信
計8選手によるトーナメントで開催。

【決勝戦】会場非公開

第2回 トム・ローラー クラーク・コナーズリオ・ラッシュブロディ・キング英語版クリス・ディッキンソン英語版成田蓮トム・ローラーヒクレオフレッド・ロッサー
ブロディ・キング英語版
2021年4月10日、17日、24日配信
計8選手によるトーナメントで開催。優勝者は初代STRONG無差別級王座に認定される。

【決勝戦】会場非公開

  1回戦[10]
4月10日放送
準決勝[11]
4月17日放送
決勝[12]
4月24日放送
                           
ピン
9:57
リオ・ラッシュ
ピン
ブロディ・キング
7:38
ピン
  10:42
 
ブロディ・キング
サブ
トム・ローラー
20:05
  サブ
13:19
トム・ローラー
ピン
ヒクレオ
8:58
ピン
6:22

脚注

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(一)^ 1

(二)^ 46IWGPNEW JAPAN CUP.  (2019212). 2019213

(三)^ 615711()NEW JAPAN CUP712()

(四)^ 2.  (202131). 202135

(五)^ SANADALIJJust 5 GuysBULLET CLUB

(六)^     . eb  . 2020828

(七)^ 3612NJPW STRONGNEW JAPAN CUP in the USA 2021vs THE DKCvs!!.  (202131). 202132

(八)^ NEW JAPAN CUP 2020 in the USA1 vs KENTA vs vs vs!!. www.njpw.co.jp. 2020828

(九)^ NJCKENTA. npn.co.jp. 2020828

(十)^ NEW JAPAN CUP 2021 USA  2021/4/10. www.njpw.co.jp. 2022825

(11)^ NEW JAPAN CUP USA 2021  2021/4/17. www.njpw.co.jp. 2022825

(12)^ NEW JAPAN CUP USA 2021  2021/4/24  3 1  NEW JAPAN CUP USA 2021 . www.njpw.co.jp. 2022825

関連項目

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外部リンク

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