Yahoo! JAPAN
Yahoo! JAPAN(ヤフー・ジャパン)は、ソフトバンクグループのLINEヤフー株式会社(法人としては初代ヤフー株式会社)が運営するポータルサイト。
URL |
about |
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言語 | 日本語 |
タイプ | ポータルサイト |
運営者 | LINEヤフー株式会社 |
収益 | 広告、有料コンテンツ利用料など |
営利性 | 営利 |
登録 | 任意 |
開始 | 1996年1月 |
概要
編集〜.com
﹂であるのに対して日本版は﹁〜co.jp
﹂である[PR 1][PR 2]。また、利用者の登録情報も独立していたり、様々な独自サービスの提供など、他国版のYahoo!とは相違点が非常に多い。ロゴについても、他国版のYahoo!は2009年にカラーが赤色から紫色となり、2013年・2019年にはデザインを大きく変更しているが、日本版では1996年以来のデザインのロゴを維持している[3]。
2013年6月17日、トップページのデザイン変更が行われた。ロゴの変更が主で、﹁スマートデバイスやPCでの見やすさ・使いやすさの向上﹂が目的とされている[PR 3]。トップページのリニューアルの様な大幅なレイアウト変更が行われたのは、2008年1月1日[4]以来となる。
2016年4月、翌2017年3月末までにYahoo! JAPANのサービスを常時SSL化︵常時HTTPS化︶することを発表した[5][6][7]。
架空名義でYahoo! JAPAN IDを大量取得し、多額の特典ポイントを得たとされる事件が相次いで発覚したことから、2020年2月頃からYahoo! JAPAN ID利用登録の際、携帯電話番号によるSMS認証が必須となり、携帯電話を持っていないユーザーに対してのYahoo! JAPAN ID新規登録は停止された[PR 4][8][9]。
また、2020年2月頃から一定期間利用実績がないYahoo! JAPAN IDの利用停止措置が段階的に実施され、ログインできなくなった︵この場合は再度Yahoo! JAPAN ID利用登録の取得が必要。ただし携帯電話を持っていない場合は不可︶[PR 5][PR 6][PR 7]。
2022年4月6日から欧州連合︵EU︶加盟国とイギリス、アイスランド、ノルウェーなどにおいて、本サービスのほとんどが利用できなくなることを同年2月1日に発表した。ヤフーは対応コストの面でサービスの継続が困難になったのが理由としており、観光や仕事などでヨーロッパ諸国に滞在している日本人[注釈1]に影響が出ることが予想されるとしている[10]。
提供媒体
編集パソコン向けを前提としたサービスを中心に展開していたが、2000年代後半以降はスマートフォン向けの対応を進め、Internet Explorer(IE)に特化したサービスを提供終了するなど整理を進めた。従来の携帯電話(フィーチャーフォン)向けのサービスもある。また大手メーカーのスマートテレビ向けポータルサイトやWii専用トップページなどデジタル家電向けのサービスもあるが、2012年9月に終了した[11]。
事業
編集検索エンジン
編集主なサービス
編集Yahoo!オークション
編集Yahoo!ショッピング
編集楽天市場などと同様の出店型ショッピングポータルサイト。「ヤフオク!」「Yahoo!ショッピング」出店料など無料化、ヤフーがEC事業改革を発表[19]。
Yahoo!トラベル
編集旅行商品の販売サイト。EC事業改革の一環として宿泊成約料および日帰りバスツアーの掲載料を無料化している[20][PR 10]。
Yahoo!ブックストア
編集Yahoo! JAPANが運営する電子書籍販売サイト。後述のサービス終了した「Yahoo!ブックス」とは異なる。漫画の有料・無料配信を行っていた「Yahoo!コミック」を2011年11月にリニューアルし、漫画だけでなく書籍や写真集も提供する総合電子書籍サイトとなった。
Yahoo!ニュース
編集各新聞社などと提携し、さまざまなニュースを配信している。特に毎日新聞社と時事通信社からの配信によるニュースを多く扱っている(毎日新聞社とはYahoo! JAPAN発足当初から業務提携関係にある)。各新聞社系サイトの10倍に上る、月間37億6000万アクセスを誇っている[1]。
特徴として、Yahoo! JAPAN IDを持つユーザーが、ニュースに対する意見(コメント)を書き込める匿名掲示板型のコメント欄「みんなの感想」があり、ツリー型にコメントへの返信(レス)を付けたり、各コメント(返信も含む)に対し賛否を示すクリックボタンが設置されている。なお、コメントの可否はニュースの配信会社により異なる。このコメント欄は通称「ヤフコメ」、コメントを書き込むユーザー層を指して「ヤフコメ民」と呼ばれる。
コメントの投稿数は1日あたり約14万件で、男性の30代から50代が全体の50%を占めている。Yahoo!ニュースの主要ユーザーは30代男性だが、コメント機能に限っては特に40代が突出して高い傾向がみられる[PR 11]。
Yahoo!知恵袋
編集Yahoo!ファイナンス
編集Yahoo!きっず
編集Yahoo!検索
編集Yahoo!マップ
編集インターネット地図情報サービス。地図システムはMapboxが提供している[22]。
Yahoo!メール
編集Yahoo! JAPANが提供するフリーメールサービス。
Yahoo!カレンダー
編集カレンダー・スケジュール管理サービス。スマホアプリも提供されている。
Yahoo!防災情報
編集防災・防犯に関する情報提供スマホアプリ。緊急地震速報を受信できるほか、市町村単位で地域を3つまで指定して防災・防犯情報を受診するなどの機能がある。
Yahoo!天気・災害
編集Yahoo!リサーチ
編集対象モニターがアンケートに答えると、謝礼としてTポイントがもらえるサービス。
Yahoo!モバゲー
編集Yahoo!自動車
編集1990年以降に発売された乗用車を中心に、一部の商用車のデータを提供している。登録ユーザーによるレビューも掲載されている。2013年6月6日より「carview」と統合され「carview!」となった。
LYPプレミアム
編集Yahoo!ボックス
編集Yahoo!toto
編集Yahoo! JAPANが運営するスポーツ振興くじ(totoやtoto BIGなどのサッカーくじ)の販売サイト。Yahoo!ウォレットの支払方法として、Yahoo!totoで使用できる支払方法を登録済みのユーザーであれば、Yahoo!totoの利用登録が可能。PayPay銀行の普通預金口座からの支払いか、クレジットカード決済(Yahoo!カード、VISA、マスターカード、JCB、ダイナース)を利用でき、Tポイントも利用できる。PayPay銀行口座からの購入では、1種類のくじにつき1回の購入手続きでは5万円までの上限があるが、何度でも購入が可能である。クレジットカード決済の場合は、1か月の購入合計金額の上限が5万円と定められている。また、toto公式サイトより結果発表が数日遅れることもある。
Yahoo!ブラウザ
編集自動最適化機能や音声読み上げ機能、QRコード読み取り機能などを備えた多機能ブラウザアプリ。Android版のみ存在する。
Yahoo!きせかえ
編集Yahoo!ブラウザの着せ替えを行うことができる機能。2019年3月から(現在は終了)、King & PrinceがCMに出演していた[注釈 3]。
バスケットLIVE
編集日本国内のバスケットボールの試合のライブ配信を中心としたサービス。2018年に「スポナビライブ」に代わってサービス開始した。
Yahoo!しごとカタログ
編集Yahoo! JAPANが運営する企業情報サービス。企業検索や社員クチコミ情報を提供している。
同サイトの開設以前は「Yahoo!しごと検索」として求人検索サービスも提供していたが、2020年12月1日に株式会社スタンバイが運営する求人検索エンジン「スタンバイ」とサービス統合した。
Yahoo!副業
編集Yahoo! JAPANが運営する副業マッチングサービス。副業案件情報を提供している[24]。副業への応募は、各企業の応募ページへ遷移して応募する仕様となっているため、Yahoo!JAPAN IDがなくても利用できる。
Yahoo!映画
編集映画情報を提供する。2023年7月31日にサービスとしては終了予定で、その後はYahoo!検索と機能を統合する[25]。
終了したサービス
編集Yahoo!カテゴリ
編集My Yahoo!
編集Yahoo!インターネット検定
編集Yahoo! JAPANが提供する、オンラインで受験できる資格試験。2012年9月30日をもって終了した。
Yahoo!ミュージック
編集Yahoo!動画
編集Yahoo!くくる
編集Yahoo!Days
編集Yahoo!ブックス
編集Yahoo! JAPANが運営していた書籍の通信販売。2011年6月20日をもってサービスを終了した。
Yahoo!リクナビ
編集Yahoo! JAPANとリクルートがかつて共同で運用していた求人情報サービス。元々は「Yahoo!求人情報」として情報掲載型のサービスを行っていたが、2004年4月よりリクルートと求人領域のサービスにおいて包括提携を行い、情報提供元をリクルートに一本化した。
新卒者採用に関しては2009年10月に新たに「Yahoo!就職活動」をオープンし、リクナビ以外にエン・ジャパンの情報も扱うなどリクルート以外の情報チャネルを一部ながら復活させていたが、2012年12月に提携解消したことに伴いサービスを終了した。リクルート側のサービスは従前の「リクナビ」ブランドに戻された。
なお、両社の合弁企業だったインディバルは提携解消に伴いヤフーの100%子会社となったため、同社管轄だったショットワークス・シフトワークスは引き続きYahoo! JAPAN内で提供された(現在は提供終了)。
Yahoo!ゲーム
編集Yahoo!ビデオキャスト
編集デジタルビデオカメラなどで撮影した動画を公開したり、公開されている動画へのコメント等ができたサービス。著作権料をJASRACに支払うことで合意したと報道された(2007年7月24日)。2009年4月5日をもってサービス提供を終了している。
Yahoo!レシピ
編集Yahoo!バザール
編集個人売買を仲介するECサイト。ヤフオクとYahoo!ショッピングの中間のような位置付け。2012年10月1日開始[PR 14]。想定より出品数が伸び悩んだため、開始約8ヶ月後の2013年5月27日でサービス終了[31]。
Yahoo!メッセンジャー
編集スマホアプリは存在せず、スマートフォン向けにはヤフーが運営法人に出資していた関係から、Yahoo!メッセンジャーではなくカカオトークが標準のメッセンジャーアプリとして採用されていた[32]。
Yahoo!チャイナモール
編集Yahoo!学習
編集Yahoo! JAPANが運営していた学習支援サービス。学校検索やオンラインで学習できる Yahoo!インターネットドリルなどが提供されていた。2013年9月30日にサービスを終了した[PR 15]。
Yahoo!グループ
編集メーリングリストサービスや、電子掲示板、共有カレンダー、オンラインストレージなどのサービスを提供していた。2014年5月28日をもってサービス終了[PR 16]。
Yahoo!百科事典
編集Yahoo!チャット
編集Yahoo!が提供していたチャットシステム。2007年4月3日よりYahoo!メッセンジャーと統合。ヤフーは「利用者減が著しく維持困難」として2014年3月26日午後3時をもってサービスを終了した[33]。
Yahoo!ブックマーク
編集Yahoo!翻訳
編集Yahoo!ジオシティーズ
編集Yahoo!辞書
編集Yahoo!辞書は全7辞書(大辞泉、大辞林、必携 類語実用辞典、プログレッシブ (辞典)英和中辞典、新グローバル英和辞典、プログレッシブ和英中辞典、ニューセンチュリー和英辞典)、85万4000項目から検索できる。他にもコンピュータ用語辞典等があった。2019年5月31日をもってサービスを終了した。
X BRAND
編集ワイキュー
編集2018年9月26日から2019年9月30日まで放送され、スマートフォン向けのYahoo! JAPAN内の専用ページにて参加できた、視聴者参加型のクイズ番組。全10問に完答できればTポイントかPayPayで賞金を獲得できた。
スポナビライブ
編集スマートフォン/タブレット向けスポーツ動画および情報コンテンツを配信していたサイト。有料でライブ配信とアーカイブ映像(過去1週間分)とハイライト映像を配信していた。ソフトバンク株式会社と共同運用していた。2018年5月31日に終了。
textream
編集Yahoo!ブログ
編集Yahoo!アバター
編集Yahoo!デコレーション
編集デコメや待受画像、絵文字など携帯電話で使用する画像をユーザーが自由に投稿・ダウンロードできたコミュニティサイト。2008年10月21日サービス開始[38]、2013年12月16日サービス終了[PR 20]。
GYAO!
編集Yahoo!ロコ
編集終了または別サービスと統合した可能性があるサービス
編集サイトにアクセスすることはできなくなっているが、公式な終了・統合発表を確認できていないサービスもある。
Yahoo!バラエティ
編集決済・ポイントサービス等
編集Tポイント(旧Yahoo!ポイント)
編集Yahoo!かんたん決済
編集Yahoo!オークションでの落札料金を出品者に支払うサービス。所定の決済手数料がかかったが、2016年に無料化された。クレジットカード決済と銀行ネット決済(→オンラインバンキング)の2つがあり、クレジットカード決済を選択した場合のみYahoo!ポイントを利用して振り込むこともできる。
Yahoo!ウォレット
編集決済代行サービス。登録したクレジットカード番号や銀行預金口座を対象サイト・店舗に知られることなく決済ができる。利用料無料。Yahoo!内のサービスだけでなく多数の外部サイトに利用されている。Yahoo!オークションの代金受け取りにも利用できる。
Yahoo!カード
編集Yahoo!マネー
編集買い物に利用できる電子マネー。PayPayに統合され、Yahoo!マネーはサービス終了した。
PayPay
編集Yahoo! JAPANが創設した賞
編集Yahoo! JAPAN文学賞
編集Yahoo!検索大賞
編集Yahoo! JAPANが2014年に創設した賞。「Yahoo!検索」にて、前年から検索数が最も上昇した人物・作品・製品などを表彰する[41]。
提供・協力番組
編集その他
編集Yahoo! JAPANのポータルサイトとは別個に独立して展開されるウェブサイトもある。また最近は、スマートフォンアプリのみで展開されるサービスも登場している。
スポーツナビ
編集スポーツサイト。各種スポーツの速報などの他、スポーツライターによるコラムも数多く配信している。2013年10月1日「Yahoo!スポーツ」とワイズ・スポーツの旧「スポーツナビ」を統合。
公式キャラクター
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集一次資料または記事主題の関係者による情報源
編集関連項目
編集外部リンク
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