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ミツミ電機株式会社︵ミツミでんき、MITSUMI ELECTRIC CO., LTD.︶は東京都多摩市に本社を置く電機部品メーカー。2017年︵平成29年︶、株式交換によりミネベア︵現‥ミネベアミツミ︶の完全子会社となる。
概要
電子デバイスの開発製造を古くから手がけており、8ビットパソコン時代から同社のフロッピーディスクドライブは多数のメーカーにOEM供給された。1985年には、それまで8ビットパソコンに搭載するには高価すぎたフロッピーディスクの代替として、クイックディスクを日立マクセルと共同開発して発売した。
1990年代、ソニー、松下寿電子工業と並んでPC/AT互換機用外部記憶装置の御三家の一角を占めていた[要出典]。
PC各社にキーボードやゲームコントローラをOEM供給していた。
日本の携帯電話端末製造会社、キャリア向けACアダプタのOEM製造を広く手がけていた。フィーチャーフォン減少・製造中止の決定とともに需要が減り、ビジネスは急速に減少した。
2006年度センター試験より導入された、リスニングテスト用のICプレーヤーの基板製造を担当した。
以前は任天堂のニンテンドーDSやWiiの受託アセンブリ業務がミツミ電機の売り上げの大部分を占めていた。
沿革
●1954年︵昭和29年︶1月 - 三美電機製作所を設立。
●1959年︵昭和34年︶11月 - ミツミ電機株式会社に商号を変更。
●1962年︵昭和37年︶4月 - 株式額面変更のため、ミツミ電機株式会社︵1949年4月16日設立の同名会社︶に吸収合併される。
●2003年︵平成15年︶10月 - 子会社の秋田ミツミ株式会社、山形ミツミ株式会社、ミツミニューテク株式会社、栃木ミツミ株式会社を吸収合併。
●2007年︵平成19年︶10月 - 子会社の九州ミツミ株式会社を吸収合併。
●2017年︵平成29年︶
●1月24日 - 上場廃止[4]。
●1月27日 - ミネベア株式会社︵現:ミネベアミツミ株式会社︶と経営統合。株式交換により同社の完全子会社となる[5][4]。
●2021年︵令和3年︶10月1日 - オムロン株式会社よりアナログ半導体8インチ工場及びMEMS事業を会社分割により分社化した滋賀セミコンダクター株式会社の全株式を取得して子会社化。同日付でMMIセミコンダクター株式会社へ社名変更する[6]。
●2022年︵令和4年︶11月1日 - 住友金属鉱山株式会社より住鉱テック株式会社の全株式を取得して子会社化。同日付でミネベアコネクト株式会社へ社名変更する[7]。
歴代社長
01代 1959年-1991年 森部一
02代 1991年-1996年 原口高
03代 1996年-2002年 森部一夫
04代 2002年-2017年 森部茂
05代 2017年-2023年 岩屋良造
06代 2023年- 岩熊勝行
関連項目
外部リンク