ティラーソン米国務長官が、18日︵現地時間︶に放映されたCBS放送とのインタビューで、﹁私は中国側のカウンターパートに﹃あなたと私が失敗すれば、この人々︵these people︶は戦争に至るだろう。それは私たちが望むことではない﹄と話した﹂と明らかにした。外交的努力が失敗した場合、北朝鮮との戦争が起こる可能性があることを中国側に伝え、これを阻止するためにも中国の協力を要請しているということだ。
ティラーソン氏が言及した中国側カウンターパートは、中国の楊潔チ国務委員で、両者は今月8日にワシントンで会って北朝鮮の核問題を議論した。
ティラーソン氏は、﹁中国も北朝鮮の変化を切実に望んでいるのか﹂という質問に、﹁北朝鮮が中国にも深刻な脅威になるという認識を米国と中国が共有している﹂とし、このように話した。
ティラーソン氏は、﹁北朝鮮を対話の席に着かせるためにわれわれが使うのはニンジンではない。大きなむちだ。このことを彼らは理解しなければならない﹂と強調した。
一方、米国は最悪の韓半島状況を仮定して在韓米国人の待避などの対策を講じているという。米太平洋軍のハリー・ハリス司令官は14日、議会の公聴会で、﹁韓半島で武力衝突が起きた場合、米国人を撤収させなければならないことは分かっている。在韓米軍のブルックス司令官と﹃非戦闘員退避活動︵作戦︶﹄︵NEO︶計画を作っている﹂と明らかにした。
周成河 zsh75@donga.com · 朴湧 parky@donga.com