アングル:米警官隊の前に立つ黒人女性、静かな抗議に大反響

アングル:米警官隊の前に立つ黒人女性、静かな抗議に大反響
 7月11日、暴徒鎮圧用の黒い防護パッドとヘルメットで重武装した警官2人が道路から排除しようと駆け寄るなか、風に揺れる長いドレスを着た黒人女性が路上に静かに立ち、無言の抗議を行っている。写真は警察官の前に立ちふさがるイエシア・エバンスさん(35)。米ルイジアナ州バトンルージュで9日撮影(2016年 ロイター/Jonathan Bachman)
[11日 ロイター] - 暴徒鎮圧用の黒い防護パッドとヘルメットで重武装した警官2人が道路から排除しようと駆け寄るなか、風に揺れる長いドレスを着た黒人女性が路上に静かに立ち、無言の抗議を行っている。
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#BatonRouge11稿
ソーシャルメディア上で世界各地からのコメントを集めたこの写真について、アトランティック誌は「バトンルージュからの忘れがたい1枚の写真」と表現。ワシントン・ポスト紙は「米国にとっての重大な瞬間をとらえた」と説明し、英デイリー・メール紙も「象徴的な逮捕写真」と述べている。
ネット上の記録や彼女のものとみられるフェイスブックページによると、エバンスさんは、ペンシルバニア州に住む准看護師だ。
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地元警察当局の拘置記録によると、エバンスさんは幹線道路の交通妨害の容疑で拘束され、すでに釈放されている。ロイターはエバンズさんのコメントを得ることができなかった。
ロイターのカメラマンによると、メガホンやショットガンを所持した新ブラックパンサー党のメンバーを含むデモ隊を警官隊が排除した後で、エバンスさんが幹線道路上を歩いて彼らの前に立ったという。
警官が彼女を捕まえ、急いで連れ去った。ほんの30秒程度の出来事だったという。
#blacklivesmatter稿
「息子のもとに帰りたい。いろいろ経験した」と彼女は記した。
(Colleen Jenkins記者、翻訳:高橋浩祐、編集:下郡美紀)

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