フライト中に「ハーレム・シェイク」、米航空当局が調査
﹇ニューヨーク 1日 ロイター﹈ 世界的にインターネットで大流行しているダンス動画﹁ハーレム・シェイク﹂。しかし、米連邦航空局︵FAA︶は1日、飛行中の航空機内でのハーレム・シェイクについて、その安全性をめぐり調査を行っていることを明らかにした。
ハーレム・シェイクは元々は、1980年代に登場したダンススタイルの一種。最近世界中で大流行しているのは、ニューヨークのDJバウアーの同名のダンストラックに合わせて1人がまず踊りだし、初めは無視していた他の人も途中から一斉に踊り狂う様子を収めた動画のことを指す。
ユーチューブに投稿され、1日時点で73万回以上視聴されている﹁ハーレム・シェイク・フロンティア・フライト157﹂︵r.reuters.com/duk46t︶では、コロラドカレッジの学生たちと他の搭乗客が航空機内の通路や座席でハーレム・シェイクを行っている様子が映し出されている。これは先月、米コロラドスプリングス発サンディエゴ行きのフロンティア・エアラインズ航空機で撮影されたもの。学生たちによると、フライトの数日前に実行を思い付き、乗務員の許可を得て行ったという。
この動画について、FAAのスポークスマンは電子メールで「連邦航空規則に違反する証拠が見つかった場合は追求していく」と述べた。
一方、フロンティア・エアラインズの広報担当者は「安全対策は全て順守されており、シートベルト着用のサインも消えていた」としている。
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