「イスラム国」ゲリラ戦で抵抗示唆、米がイラク空爆

米軍機がイラク空爆、仏も行動参加用意
 8月8日、米軍機がイラクで「イスラム国」の移動砲に空爆を行った。写真は過激派の戦闘員。モスルで6月撮影(2014年 ロイター)
[バグダッド/アルビル(イラク) 8日 ロイター] - 米国は8日、イラクのイスラム過激派「イスラム国」に対する空爆に踏み切った。米軍によるイラク空爆は2011年末の駐留米軍撤退以降で初めて。
国防総省の報道官によると、2機の米軍戦闘攻撃機FA18が、クルド人自治区の中心都市アルビル近郊で、イスラム国が使用する移動式火砲を標的にレーザー誘導弾を投下した。
さらに、山岳地帯でイスラム国に包囲されているクルド系少数宗派ヤジディ教徒数万人に救援物資を投下した。
調
フランスのオランド大統領は8日、イラク市民を苦しみから解放するため、行動に参加する用意があると言及、米国などと協議すると明らかにした。
*内容を追加して再送します。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab