東京マーケット・サマリー
■レートは終値(前日比または前週末比)、安値─高値
<外為市場>
午後5時のドル/円は、前日ニューヨーク午後5時と比べて小幅ドル安/円高の159円半ばで推移している。実需や持ち高調整の売りが出たが、一巡後は小動きとなった。政府・日銀による為替介入への警戒感から、ドルの上値は重かった。
<株式市場>
東京株式市場で日経平均は、前営業日比368円50銭高の3万9173円15銭と、続伸して取引を終えた。前日の米国株市場でダウ工業株30種が底堅く推移した流れを引き継いでバリュー︵割安︶株が買われ、相場を支えた。プライム市場では8割超が値上がりするなど、しっかりした地合いが継続した。日経平均が終値で3万9000円台を回復するのは、11日以来。
プライム市場の騰落数は、値上がり1411銘柄(85%)に対し、値下がりが204銘柄(12%)、変わらずが30銘柄(1%)だった。
<短期金融市場>
無担保コール翌日物の加重平均レートは、速報ベースで0.078%になった。前営業日︵0.081%︶からやや低下した。﹁資金調達ニーズは引き続きしっかりしていた﹂︵国内金融機関︶という。
<円債市場>
国債先物中心限月9月限は、前営業日比10銭安の143円48銭と4営業日続落して取引を終えた。20年利付国債入札を順調にこなしたが、買いの動きは鈍かった。10年最長期国債利回り︵長期金利︶の引け値は、前営業日比1bp上昇の0.995%。
<スワップ市場・気配>
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」