バイデン陣営、トランプ氏「口撃」 中絶問題巡り 最高裁判断から2年

トランプ氏、バイデン氏は「撤退するだろう」 ハリス氏にも先制攻撃
11月の米大統領選で返り咲きを目指す共和党のトランプ前大統領(右)は、先週のテレビ討論会での低調が取り沙汰されているバイデン大統領(左)が選挙戦から「撤退するだろう」という見方を示した。1月撮影(2024年 ロイター/Kevin Lamarque and Elizabeth Frantz)
[カレッジパーク(米メリーランド州) 24日 ロイター] - 米最高裁が人工妊娠中絶の権利を認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」を覆してから2年目を迎えた24日、バイデン大統領の陣営は、11月の大統領選で再対決する見込みのトランプ前大統領に非があると批判した。
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バイデン大統領は声明で、最高裁による2022年の判断は「壊滅的」とし、「この悪夢の唯一の責任者はドナルド・トランプ氏だ」と非難した。
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ハリス副大統領はこの日、大統領選の激戦州である西部アリゾナ州にも足を運ぶ。ジル・バイデン大統領夫人もペンシルベニア州ピッツバーグなどを訪れ、中絶の権利擁護をアピールする。

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