2018-07-12 久我美子さんと接吻について。 サブカル始祖 久我美子さん このジャケ、見覚えある方もおいででしょうか。窓ガラス越しのキスで有名な映画﹁また逢う日まで﹂。このお二人は岡田英次さんと久我美子さんです。1950年の映画。戦後まだ5年です。ですので映画で過激なシーンなど禁物。だからソフトに﹁ガラス越し﹂となったわけですね。きゃーロマンティックだわ! …などと思ったあなた!いえ。私もなんですが、なんとこの映画!本編後半に入りますと、ガラス越しどころか!本物の!口と口の!熱烈な接吻シーンがこれでもかと出て来て、腰が抜けるほどビックラしました!そしてこれがまた﹁エロい!﹂んです。久我美子さんエロい!なんだこれは。 ちなみに私の持論。﹁セックスでいちばんエロいのは接吻﹂と常日頃から言っておりますが、まさにこれこそが﹁それ!﹂です。 じゃあ。惜しみなく行きます!みんなも行っちゃってくださいね! 戦時中。ほんの束の間の逢い引き。 帰り道、空襲に襲われ逃げ惑いながら抱き合う二人。 私帰らないと…。その前に! おっと人が見ているわ。 じゃあまた…。 翌日。彼女の家にて。 ボクはあさって出征するんだ! そして押し倒し…。 行かないで…。行か…ない…で。 岡田英次さんも顔を愛撫しまくりでエロい。 あした…最後に…逢いたい… そして翌日︵おまけ︶。 なんと!お着替えシーンまで! 最後だから。お花を刺して駅に向かいます。 ここまで。 戦争が生んだ悲劇を綺麗に切なく描いた名作です。このあとどうなるのか。最後わたし泣きました。ぜひ本編も見てほしいです。 それにしても久我美子さん本当に素敵。そして、こんなエロい接吻される方だったというのが、ものすごく意外でした。1950年。昭和25年ですね。当時の日本はまだGHQ占領下です。そのGHQの方針﹁開かれた日本﹂にするため、映画にも﹁こういうシーンを﹂というような空気があったのでしょうか。おかげで、ふんだんに接吻が盛り込まれ素晴らしい作品になったのですね。感謝しないとだわね! ★売ってます! また逢う日まで [DVD] 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2004/09/25 メディア: DVD クリック: 22回 この商品を含むブログ (7件) を見る