デジタル大辞泉 「ぐるぐる」の意味・読み・例文・類語 ぐる‐ぐる [副]1 物が続いて回るさま。「ぐるぐる(と)腕を回す」2 物をいく重にも巻きつけるさま。「縄をぐるぐる(と)巻きつける」[類語]くるり・ぐるり・くるりくるり・ぐるりぐるり・くるっと・くるくる・くりくり・ぐりぐり・ころころ・ごろごろ・からから・がらがら・ころり・ごろり 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「ぐるぐる」の意味・読み・例文・類語 ぐる‐ぐる (一)〘 副詞 〙 ( ﹁と﹂を伴って用いることもある ) (二)① 物が何回もつづいて回るさま、また、つづけて回すさまを表わす語。 (一)[初出の実例]﹁在所づたひの畠道、藪垣、生垣、まがひ道、行ては跡へぐるぐると、小栗栖(おぐるす)の里に行迷ひ﹂(出典‥浄瑠璃・本朝三国志︵1719︶二) (二)﹁可愛らしい眼をぐるぐると動かして﹂(出典‥たけくらべ︵1895‐96︶︿樋口一葉﹀三) (三)② 幾重にも巻いたさま、また、幾重にも巻いてあるものを解くさまを表わす語。くるくる。 (一)[初出の実例]﹁鹿の助おしよせ、ぐるぐると引巻一人も残さず撫切にし﹂(出典‥太閤記︵1625︶一九) (二)﹁博多の男帯をぐるぐると纏付け﹂(出典‥くれの廿八日︵1898︶︿内田魯庵﹀二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例