精選版 日本国語大辞典 「ごう」の意味・読み・例文・類語 ごう (一)〘 副詞 〙 ( 多く﹁と﹂を伴って用いる ) 吹き荒れる風の音や、はげしく流れる水の音、非常な勢いで走る列車の音、鐘の音などのような、はげしく響く音を表わす語。 (一)[初出の実例]﹁鐘は喉のなりぞ。がうと云は喉からがうと云ぞ﹂(出典‥日本書紀桃源抄︵15C後︶) (二)﹁ごおと鳴る凩のあと 乾きたる雪舞ひ立ちて 林を包めり﹂(出典‥一握の砂︵1910︶︿石川啄木﹀忘れがたき人人) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例