にたつく(読み)ニタツク

デジタル大辞泉 「にたつく」の意味・読み・例文・類語

にた‐つ・く

[動カ五(四)]にたにた笑う。にたにたする。「いやらしく―・く」
[類語]笑うにやつくにやけるやに下がる微笑む笑む笑い飛ばす笑い崩れる笑いける笑い転げる笑いさざめく嘲笑あざわら薄笑うせせら笑う吹き出すほくそ笑むにこつく相好を崩す腹の皮をよじ腹の皮を腹を抱える御中おなかを抱えるおとがいを解く目を細める一笑に付す

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精選版 日本国語大辞典 「にたつく」の意味・読み・例文・類語

にた‐つ・く

  1. 〘 自動詞 カ行五(四) 〙 ( 「つく」は接尾語 ) にたにたする。いやらしい顔つきをして笑う。
    1. [初出の実例]「中食にせとの染飯春ながら女良花にぞにたりにたつく」(出典:狂歌・銀葉夷歌集(1679)六)

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