振釣瓶(読み)ふりつるべ

精選版 日本国語大辞典 「振釣瓶」の意味・読み・例文・類語

ふり‐つるべ【振釣瓶】

  1. 〘 名詞 〙(おけ)に縄をつけ、手で井戸の中に下ろして水をくみあげるもの。
    1. [初出の実例]「駒下駄を穿きて井戸にかかり、振(フ)り釣瓶(ツルベ)にて水を汲み」(出典:歌舞伎・敵討浦朝霧(1815)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の振釣瓶の言及

【踏車】より


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※「振釣瓶」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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