デジタル大辞泉 「キャッシュフロー計算書」の意味・読み・例文・類語 キャッシュフロー‐けいさんしょ【キャッシュフロー計算書】 貸借対照表・損益計算書とともに財務諸表の中心をなすもので、企業の一定期間の資金の収支︵キャッシュフロー︶を記した計算書。内容は、営業活動、設備投資などの投資活動、借り入れや返済などの財務活動の3種に区分される。C/S。C/F︵cash flow statement︶。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵 「キャッシュフロー計算書」の解説 キャッシュフロー計算書 キャッシュフローとは現金の流出入のことであるが、キャッシュフロー計算書でいうキャッシュフローとは、そのうちのフリーキャッシュフローと呼ばれるもの。資金の提供者にとってフリーということで、資金提供者たる株主、社債権者に分配できるキャッシュフローを指す。税引き後の利益に現金支出を伴わない費用たる減価償却費を加えて、運転資本投資額と固定資産投資額を差し引いて算出される。キャッシュフロー計算書では、(1)営業活動によるもの、(2)投資活動によるもの、(3)財務活動によるもの、の3つに区分してキャッシュフローを表示し、それぞれ合計が出される。株主や投資家は、キャッシュフロー計算書によって企業の活動別のキャッシュフロー金額とその相互関係を知り、企業の財務戦略を知ることができる。 (小山明宏 学習院大学教授 / 2007年) 出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報
株式公開用語辞典 「キャッシュフロー計算書」の解説 キャッシュフロー計算書 証券取引法の適用企業における基本財務諸表の一つとして位置づけられている。企業または企業集団の一会計期間におけるキャッシュ(現金・現金同等物)の収支(=キャッシュフロー)を報告する資料。一般的に、現金同等物とは取得日から3カ月以内に満期日または償還日が到来する短期的な投資等とされています。キャッシュフロー計算書は、 ・連結キャッシュフロー計算書 ・中間連結キャッシュフロー計算書 ・個別ベースのキャッシュフロー計算書 ・中間キャッシュフロー計算書 の総称。 出典 株式公開支援専門会社(株)イーコンサルタント株式公開用語辞典について 情報
ASCII.jpデジタル用語辞典 「キャッシュフロー計算書」の解説 キャッシュ・フロー計算書 財務諸表のひとつで、会計期間内の資金の動きを表したもの。上場企業では、キャッシュ・フロー計算書の公開が義務付けられている。キャッシュ・フローは、内容によって﹁営業活動によるキャッシュ・フロー﹂﹁投資活動によるキャッシュ・フロー﹂﹁財務活動によるキャッシュ・フロー﹂の3つに分けて表示される。また、2000年3月期から、連結決算で連結キャッシュ・フロー計算書の開示が求められている。 出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報