タリム

百科事典マイペディア 「タリム」の意味・わかりやすい解説

タリム[川]【タリム】

 
2030km1952()
 

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世界大百科事典(旧版)内のタリムの言及

【新疆ウイグル自治区】より


[自然]
 自治区中央を東西に走る天山山脈により北疆と南疆に分けられるが,北疆すなわち天山山脈の北には,モンゴルとの国境を成すアルタイ山脈,カザフスタンとの境のアラタウなどの諸山脈にかこまれた,草原がひろがり,西部に油田,中央に砂漠を有するジュンガル(準噶爾)盆地がある(面積約38万km2)。天山山脈の南には,アフガニスタンやカシミールとの国境となるパミール高原やカラコルム山脈,チベット自治区や青海省との境の崑崙(こんろん),アルチン(阿爾金)の諸山脈にかこまれたタリム(塔里木)盆地があり(約53万km2),その中央部にはタクラマカン砂漠がひろがっている(約33万km2)。中央アジアから中国にまたがる天山山脈は中国領内の全長は約1300km,数条の山脈から成るが,この山脈の間には西のイリ(伊犂)川流域,東端のハミ(哈密)などいくつかの盆地がみられる。…

※「タリム」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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