ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フィブラ」の意味・わかりやすい解説
フィブラ
fibula
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翻訳|fibula
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…古代エジプト人は留具を用いず衣服の端を結び合わせたり,紐を使って固定した。古代ギリシアではキトンをフィブラと呼ばれる留具で留めていた。デンマークの青銅器時代の遺跡からは,装飾のある安全ピン状の青銅製ブローチやピンが出土している。…
…ただし,これら飾りピンは留針か笄かはっきりしない場合も少なくない。前2千年紀後半,青銅器時代のヨーロッパに金属の弾性を巧みに利用した今日の安全ピン式留針フィブラfibulaが登場する。初め北欧で弓部と針部と別づくりのものがあらわれ,やがて前1千年紀,南欧で,両者をつなぐ部分をばねにしたものがくふうされて,鉄器時代,古代ギリシア・ローマ時代に及んで盛行する。…
※「フィブラ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
タコノキ科の常緑高木。小笠原諸島に特産する。幹は直立して太い枝をまばらに斜上し,下部には多数の太い気根がある。葉は幹の頂上に密生し,長さ1〜2m,幅約7cmで,先は細くとがり,縁には鋭い鋸歯(きょし)...
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