フリント(英語表記)flint

翻訳|flint

デジタル大辞泉 「フリント」の意味・読み・例文・類語

フリント(flint)

 
1
2   
 

Flint

 
西90沿  

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精選版 日本国語大辞典 「フリント」の意味・読み・例文・類語

フリント

 

(一)   ( [] flint )
(二) ()使1888
(三) 
(四) 
 

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改訂新版 世界大百科事典 「フリント」の意味・わかりやすい解説

フリント
flint





西使16使



フリント
Flint


1185512005西90km18191919041919

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岩石学辞典 「フリント」の解説

フリント

珪質の複合岩で,オパール,カルセドニイ,微晶質石英などが一種あるいは数種集まったもの.これは固結物,団塊,層などとして産出する.タールによればフリントはチャートと同意語で,タールはこの語を加工品に限定すべきとしている[Tar : 1938].しかし英国ではこの語は広く使用され,特にセノマニアン紀のチョークに産する黒色,褐色,灰色の珪質団塊に用いられる.これは海綿の骨片,有孔虫,貝殻の破片,時にウニ類あるいはイノセラムスが含まれる.フリント団塊は一般に多孔質シリカのチョーク質の古い色をもち,壊れると貝殻状断口を示す[Pettijohn : 1975].フリントの名称の由来は不明であるが,おそらく古い英語のflyhtで飛行(flight)の意味で,矢の頭に付けるのに用いたことによるらしい.古い名称ではflystan, flyntといった[Tomkeieff : 1983].

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百科事典マイペディア 「フリント」の意味・わかりやすい解説

フリント

火打石。チャートと同義,厳密にはフリント型チャート。赤,緑,黄などの色調のかかった灰黒色のものが多く,石灰岩などの中に団塊,レンズ状として産出。日本では秩父古生層とそれに続く古い中生層に広く分布。緻密(ちみつ)で硬く,剥離(はくり)が容易で,砕片が鋭い刃状を呈するため,ヨーロッパでは旧石器時代以来長く打製石器原料として使われた。また発火具としての火打石にも用いられた。
→関連項目打製石器火打石
 

 
西GM1024342010  

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色名がわかる辞典 「フリント」の解説

フリント【flint】

 
()()使  

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「フリント」の意味・わかりやすい解説

フリント
Flint

アメリカ合衆国,ミシガン州中東部にある都市。デトロイトの北西約 100kmに位置する。 1819年入植,マツを中心とする木材工業と農業が主産業であったが,86年二輪馬車の生産が始り,1900年までには年産 10万台に達した。 03年ビュイック・モーター社ができると,自動車部品の製造に転じ,08年ゼネラル・モーターズ社設立後は,市の主要な自動車工場は同社に統合され,デトロイトに次ぐ自動車工業の大中心地となった。人口 14万 761 (1990) 。
 


Flint Timothy

 
[]1780.7.11. 
[]1840.8.16. 
 1800西西 Francis Berrian: or The Mexican Patriot (1826)   

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化学辞典 第2版 「フリント」の解説

フリント
フリント
flint


SiO2

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世界大百科事典(旧版)内のフリントの言及

【交易】より

…弥生時代の福岡県今山産の玄武岩製の石斧や,同県立岩産の輝緑凝灰岩製の石庖丁において製品の交易が説かれているが,石材や製品が交易されたのか,製作者が石材産地に出向いたのかは未解決である。ヨーロッパでは石器の石材にフリントが多く使われたが,イギリス諸島では四つの産地が著名である。その一つのグライムズ・グレーブズ遺跡では大きな採石場があり,ここのフリントはイギリス各地に流通した。…

【チョーク】より

…チョークは以前には無機的な炭酸石灰の沈殿物と考えられていたが,電子顕微鏡の発達により,これが主として浮遊性藻類であるコッコリトフォリーダの遺骸(コッコリス)から形成されていることが明らかとなった。しばしばフリントの団塊を含み,場所によってはアンモナイト,ベレムナイト,二枚貝,ウニなどの化石を含む。一般に方解石からなる貝殻はよく保存されているが,アラゴナイトの殻は溶け去っている場合が多い。…

※「フリント」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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