世界大百科事典(旧版)内のブルガリア帝国の言及
【ブルガリア】より
…この改宗は,今日まで,ブルガリアの文化的,政治的な方向に大きな影響を与えることになった。
﹇第1次ブルガリア帝国﹈
ボリスの後を継いだ息子のシメオン世(在位893‐927)の時代に,ブルガリアはプレスラフPreslav(シュメン南東)に遷都し,ビザンティン帝国などとたびたび戦ってエーゲ海とアドリア海にまで領土を拡大し,フランク王国と肩を並べるヨーロッパの一大勢力を誇った。さらに913年,シメオンは︿ブルガリア皇帝(ツァールCar)﹀の称号を認められた。…
※「ブルガリア帝国」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」