世界大百科事典(旧版)内のプラウダ出版所の言及
【プラウダ】より
…年中無休でモスクワなど44都市で発行され,発行部数は約1020万部(1983)と,世界最大の新聞の一つとなり,政府機関紙の︽イズベスチヤ︾と並んで最重要な新聞とされた。発行所の︿プラウダ出版所﹀は,ソ連共産党に属する最も古い出版所であり,︽プラウダ︾のほか,︽コムソモールスカヤ・プラウダ︾︽農村生活︾などの新聞,︽哲学の諸問題︾︽歴史学の諸問題︾などの理論雑誌,一般誌の︽クロコディル︾︽アガニョクOgonyok︾などを刊行し,ソ連の出版所のなかでも有力な存在となっていた。 しかし1980年代後半,ペレストロイカの過程で︽プラウダ︾は部数も減少し,91年8月の保守派クーデタ失敗後に発行停止処分を受け,同月末に共産党と訣別して中道新聞として再刊したが,92年3月経営難のため休刊。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」