食の医学館 「マロウ」の解説 マロウ 古代エジプト時代から薬効が知られるハーブで、ムスクマロウやマーシュマロウなどの種類があります。ちなみに、マシュマロは本来、マーシュマロウの根からつくられたものです。 マロウのもつおもな作用には消炎、利尿、鎮静といった作用があり、のどの痛み、気管支炎、胃炎、口内炎(こうないえん)、イライラなどに効果を発揮します。 ○外用としての使い方 ハーブティーで目を洗うと結膜炎(けつまくえん)にも有効です。 ○食品としての使い方 マロウの花は、ハーブティーの材料として人気の品。そのティーは美しい青紫色で、レモンを加えると、ピンク色に変化するようすが楽しめます。ほのかに甘い葉は、サラダやバター炒(いた)めにするといいでしょう。 出典 小学館食の医学館について 情報